出典:藤本タツキ(著)チェンソーマン第103話
チェンソーマン第二部の中にも登場する吉田ヒロフミはすごく優秀のイケメンですが、彼は既にある組織に属しています。
ほとんどの生徒と違って、吉田ヒロフミはデビルハンター部に興味がなければ、男女関係にも興味を持っていません。
今の吉田ヒロフミが興味を持っているのは仕事とデンジことチェンソーマンだけです。
吉田ヒロフミはデンジの正体を知っている人間で、これからはさらにデンジにかかわります。
そこで今回は吉田ヒロフミについて考察してみたいと思います。
☆吉田ヒロフミの正体
ほとんどの生徒と違って、吉田ヒロフミはただの学生ではありません。
実は、吉田ヒロフミは日本公安に属している生徒です。
吉田ヒロフミは三鷹アサやデンジと同じ年齢の若い男子ですが、彼は既に公安の一員になりました。
公安は大きくて立派な組織で、その一員になったから、日本を守るのが吉田ヒロフミの仕事です。
場所や時を構わずに人々を襲ってくる悪魔から日本を守るのは至難の業ですが、公安や吉田ヒロフミには一つの切り札があります。
その切り札はデンジことチェンソーマンです。
チェンソーマンはどの悪魔も恐れている悪魔で、どの悪魔も討伐できるほどのチートの存在です。
チェンソーマンは非常に重要な切り札なので、デンジに近づくことが今の吉田ヒロフミの仕事です。
☆デンジの正体を知る人間
支配の悪魔の事件以来、デンジがチェンソーマンであることを知る人間は減りましたが、吉田ヒロフミは知っている人間の一人です。
デンジの正体やチェンソーマンの力を知っている人間として、吉田ヒロフミはきちんとこの秘密を守っています。
それだけではありません、デンジがチェンソーマンであることがバレないように、吉田ヒロフミは一生懸命情報を封鎖しています。
チェンソーマンの正体が知られれば再び大変なことになりますので、吉田ヒロフミがやっていたことは間違っていません。
ですが、デンジはモテモテになるために何度も、何度も自ら正体をバラそうとしました。
デンジはどんな時でもモテることしか考えていないので吉田ヒロフミは彼の言動に気を付けなければなりません。
チェンソーマン第二部の第110話の時、デンジはチェンソーマンの状態で自分の正体を飢餓の悪魔に話そうとしましたが、すぐに止められました。
吉田ヒロフミはデンジがモテたい気持ちを知っていますが、彼は任務を優先しました。
出典:藤本タツキ(著)チェンソーマン第103話
☆公安の目的
吉田ヒロフミは公安で、デンジに近づくのは公安の任務があるからです。
支配の悪魔の事件以来、公安の影響力は以前よりも弱くなっています。
公安は今も日本を守っていますが、チェンソーマンやデビルハンターたちの方がもっと活躍しています。
民衆にとってチェンソーマンはヒーロー、もしくは救世主のような存在です。
公安はチェンソーマンの人気や影響力を知っていますが、チェンソーマンに嫉妬することなく、チェンソーマンとともに戦うことを決めました。
吉田ヒロフミは既にデンジに近づいたので、ともに戦うことは可能です。
チェンソーマン第二部の第121話の中で非常に強力な悪魔が現れたのは事実なので、人々のために公安はチェンソーマンとともに戦わなければなりません。
☆仕事ができる男
まだすごく若いですが、吉田ヒロフミは仕事ができる男です。
チェンソーマンで正式に登場してから、吉田ヒロフミは多くの仕事を見事に仕上げました。
支配の悪魔の事件以前はデンジの護衛や他国の刺客の撃退、支配の悪魔の事件以来はデンジの接近、デンジの彼女探しや悪魔討伐の仕事も吉田ヒロフミは全部仕上げました。
これほどに仕事ができる吉田ヒロフミは当然すごく優秀です。
優秀だからこそ公安は吉田ヒロフミを雇ったのでしょう。
吉田ヒロフミはある仕事を完璧に仕上げています。
それはデンジの尾行です。
デンジは大雑把な男だからいまだに気づいていませんが、吉田ヒロフミはデンジを尾行しています。
ずっとデンジを尾行していたからこそ、デンジがどこにいても吉田ヒロフミの姿が見えます。
デンジと三鷹アサが水族館でデートした時も、吉田ヒロフミはあの場にいました。
吉田ヒロフミは仕事だからデンジを尾行しているのですが、いまだにデンジに見つからないのはやはり優秀です。
☆デンジとの関係
デンジの正体を知り、デンジの力をも頼りにしていますが、吉田ヒロフミとデンジの関係がいいとは言えません。
なぜなら吉田ヒロフミはデンジの恋を邪魔する人間だからです。
デンジが正体をバラすのを阻止したと同時に、吉田ヒロフミはデンジに近づく女性にも注目しています。
デンジが三鷹アサと一緒に水族館へ行ったのを知った後、吉田ヒロフミはすぐに三鷹アサに近づいて、デンジから離れるように伝えました。
デンジは永遠に吉田ヒロフミの行動を理解できませんが、吉田ヒロフミは正しい行動をしました。
ほとんどの女性がデンジに近づくのはいやらしい目的を持っているので、吉田ヒロフミが先に女性を追い払った方がいいのです。
もし三鷹アサとデンジの恋が続き、いつか戦争の悪魔の能力が発動できたのなら、チェンソーマンはなくなってしまいます。
世界の平和のために吉田ヒロフミは正しい行動をしなければなりません。
以上が今回の記事の内容でした、最後までご覧いただき、誠にありがとうございます。