考察タイム

 

 

 

「ダンダダン」第125話の感想と6つの徹底考察!

出典:龍幸伸(著)ダンダダン第125話

 

 

「ダンダダン」第125話の中で、綾瀬星子が持つスーパーコネが発動しました。

 

綾瀬星子は誰もが頼れるほどの凄腕霊媒師であると同時に、神越市において多くのコネを持っています。

 

学校の先生、酪農家や筋肉がついたおっさんたち、彼らは皆綾瀬星子が持つコネです。

 

神越市にいれば、学校の問題でも、宇宙人の問題でも、綾瀬星子はコネだけで何でも解決できます。

 

今回、高倉健のクラスの学級委員長の問題を解決するために、綾瀬星子は一気に多くの力を借りました。

 

除霊で有名な囃子はもちろん、綾瀬星子は大きな山車や筋肉がついたおっさんたちをも借りました。

 

綾瀬星子が持つコネはいつも驚かせますが、彼女は真剣に学級委員長の問題を解決したいからこれほどの力を借りました。

 

綾瀬星子にとって学級委員長は赤の他人で、学級委員長は綾瀬星子を雇えるほどの金を出せないのですが、それでも綾瀬星子は学級委員長を見捨てなかったです。

 

本来、学級委員長は個の力でオンブスマンの問題を解決するのは無理なことですが、綾瀬星子の力があれば、何でも可能になります。

 

それではこれから最新話の感想や最新話徹底考察をお届けいたします。

 

 

最新話感想

 

ダンダダンの最新話の第125話の中で、学級委員長は自分の過去を高倉健たちに語り続けていました。

 

学級委員長(佐脇凛)は確かに家の問題で友だちの舞ちゃん(川番河舞)を裏切りましたが、幸いなことに二人の友情は破綻していなかったです。

 

学級委員長が裏切ったことで舞ちゃんの心は傷つきましたが、人生の一大事の時に舞ちゃんは学級委員長の力を欲しがったのです。

 

当時の舞ちゃんの周りには多くの友だちがいますが、それでも舞ちゃんは学級委員長のことを求めていました。

 

これは舞ちゃんが学級委員長のことを大切に思っている証拠です。

 

もしあの時の舞ちゃんが学級委員長のことを死ぬほど恨んでいるのなら、学級委員長を求めるわけがないのです。

 

舞ちゃんのママが学級委員長に電話をかけて、学級委員長の返事を聞くまで、舞ちゃんは学級委員長のことを恨んでいなかったです。

 

そして学級委員長が舞ちゃんと仲直りすることが可能でした。

 

ですが、それでも舞ちゃんの心は急激に変わりました。

 

どうして舞ちゃんの心が変わったのか、どうして舞ちゃんがオンブスマンになったのか、これらの答えを知るために学級委員長はあの時に起きた事故の全貌を知らなければなりません。

 

全ての真実はあの事故にある可能性が高いです。

 

 

最新話徹底考察

 

 

☆オンブスマンとの決着

 

凄腕霊媒師の綾瀬星子の指示の下で、学級委員長は高倉健たちと一緒にオンブスマンに挑みました。

 

オンブスマンの正体が昔の友人である可能性は高いのですが、無視すれば、オンブスマンはいずれ学級委員長を殺すので、学級委員長はこの問題を解決するしかなかったのです。

 

オンブスマンの問題を解決するにあたって、学級委員長が先に綾瀬星子に出会ったのは幸運 なことです。

 

なぜなら、綾瀬星子は全ての問題を解決できるほどの知識、能力やコネを持っているからです。

 

綾瀬星子が学級委員長に出会えたのは偶然なことですが、それでも綾瀬星子はあっという間に必要なことを全部揃えました。

 

突然の呼び出しでしたが、それでも囃子、大きな山車や筋肉がついたおっさんたちは綾瀬星子のために現場に来てくれました。

 

本来、学級委員長が一人でオンブスマンの問題を解決するのは無理なことですが、今は最後まで高倉健たちについていけば、問題を解決できます。

 

これから学級委員長に必要なのは能力や知識ではありません。

 

学級委員長が本当に必要なのは覚悟や胆力です。

 

オンブスマンはこれからいろいろな方法で襲ってきますので、学級委員長は全ての恐怖に耐えなければなりません。

 

最後まで恐怖に耐えられれば、学級委員長の勝ちです。

 

 

「ダンダダン」第125話の感想と6つの徹底考察!

出典:龍幸伸(著)ダンダダン第125話

 

 

☆オンブスマンの謎

 

学級委員長を襲った霊、オンブスマンの正体は川番河舞だったと誰もが思っています。

 

川番河舞はオンブスマンが子供である特徴に当てはまる上に、学級委員長に因縁のある女性なので、オンブスマンが川番河舞である可能性は確かに高いです。

 

ですが、一つ不可解な部分があります。

 

それが学級委員長を襲った動機です。

 

学級委員長が最後まで舞ちゃんを裏切ったのなら、舞ちゃんにとって学級委員長は確かに悪い子ですが、あの時の学級委員長は別の選択を取ったのです。

 

最初は裏切りましたが、最後の最後に学級委員長は舞ちゃんの味方になってくれました。

 

舞ちゃんは彼女のお母ちゃんと一緒に学級委員長を迎えに行ったので、学級委員長が味方になってくれたことを舞ちゃんは知っているはずです。

 

学級委員長が舞ちゃんの味方になってくれた時から、全てはいい方向に変わり始めたので、舞ちゃんが学級委員長に怨念を抱いているとは考えられません。

 

自分のために妥協してくれた友に対して、舞ちゃんが怨念を抱いているのはおかしいです。

 

それにダンダダンの最新話の第125話の中で、オンブスマンは「返せ 返せ」と言っていました。

 

この不思議なセリフや舞ちゃんの動機から一つの可能性が考えられます。

 

それは学級委員長ではなく、事故のことを許せなかったことです。

 

どうしてあの時に事故があったのかはまだ判明していません。

 

舞ちゃんがお母ちゃんと喧嘩をして、お母ちゃんがミスをした可能性があります。

 

もしくは誰か(第三者)の問題により事故が起きた可能性もあります。

 

いろいろな可能性がありますが、もしあの時の事故が第三者の問題により起きたものなら、説明がつきます。

 

全てが良くなっている時に、第三者の問題で未来や命がなくなったから、舞ちゃんが強烈な負の感情を抱くのは当然のことです。

 

そしてその第三者を見つけ出すために、舞ちゃんはずっと彷徨っていたと考えられます。

 

いまでこそ標的は学級委員長になりましたが、元々の標的が別人である可能性は存在します。

 

アクロバティックさらさらも、元々実の娘を探していたのですが、探している間に娘の顔を忘れてしまいました。

 

娘のことで焦っている時に、幼い白鳥愛羅が「おかあさん」と言ったから、白鳥愛羅の方が娘だと勘違いしました。

 

事故に裏があるのは信じがたいことですが、学級委員長に復讐したい動機は舞ちゃんには存在しないのです。

 

 

☆「返せ」の意味

 

ダンダダンの最新話の第125話の中で、オンブスマンは「返せ 返せ」と言っていました。

 

この短いセリフに問題はないのですが、誰に対するセリフなのかが大きな問題です。

 

高倉健たちの中において、オンブスマンに因縁があるのは学級委員長だけですが、学級委員長は舞ちゃんに返せる物はありません。

 

学級委員長がオーディションに来てくれた時から、舞ちゃんとの関係に大きな変化があったので、二人の間に借りなどは存在しなかったです。

 

返せる物がないので、「返せ 返せ」というセリフは学級委員長に何の意味もないのです。

 

そのセリフは意味のないものに聞こえますが、もしオンブスマンが学級委員長ではなく、自分の命を奪った犯人に言っているのなら、そのセリフには重大な意味があります。

 

過去のあの事故に何が起きたのかはわかりませんが、もしその事故が第三者の問題で起きたものなら、その第三者の方がオンブスマンが探しているターゲットです。

 

そして「返せ 返せ」というのは、未来を返せ、命を返せ、を意味します。

 

信じられないことですが、全ての記憶を忘れてしまったのなら、舞ちゃんの魂がずっと彷徨っている可能性はあります。

 

ちょうど学級委員長は高倉健のナッツに触り、ちょうど学級委員長は舞ちゃんの大事な友だちだったから、舞ちゃん(オンブスマン)は標的を間違えて、学級委員長を襲ったと考えられます。

 

 

☆綾瀬一家と美少女宇宙人

 

綾瀬一家は美少女宇宙人のバモラを受け入れましたが、綾瀬星子やターボババアにとってバモラは普通の子供だったのです。

 

バモラの頭に変なものがついているし、怪しい怪獣服も愛用しているし、普通の地球人にも見えないのですが、それでも綾瀬星子にとってバモラはか弱い女の子でした。

 

綾瀬星子が独り身のバモラを守りたいのはいいことですが、今回バモラを守ったことに少々問題がありました。

 

綾瀬星子は知らないのですが、実はバモラは豊富な戦闘経験を持っている上に、彼女が愛用している怪獣服は圧倒的な硬さを持っています。

 

深淵の者との戦いがどれほど激しかったとしても、怪獣服には何のダメージもなかったです。

 

もし今回の戦いにバモラや怪獣服が一緒に参加してくれれば、皆が何の力も持っていない学級委員長を守り抜ける可能性は高いです。

 

綾瀬星子は自分の実力に自信がありますが、これから若者たちの力が必要になってくる可能性は高いです。

 

 

「ダンダダン」第125話の感想と6つの徹底考察!

出典:龍幸伸(著)ダンダダン第125話

 

 

☆高倉健の戦い

 

凄腕霊媒師の綾瀬星子が周到な準備を用意したとは言え、オンブスマンの問題を解決できるかどうかは高倉健にかかっています。

 

今回の戦いの目的はオンブスマンを力技で討伐するのではなく、オンブスマンをオーディション会場まで誘導することなので、高倉健がどれほど俊敏に動けるのかが重要になってきます。

 

螺旋の力呪いの力をも身に付けている高倉健は凄まじい速度で移動できます。

 

そして多くの危機を乗りこえ、成長を果たした高倉健が高速で移動できる時間は長いです。

 

全力の一撃を可能な限り温存すれば、高倉健が皆を引っ張りながらオーディション会場まで走ることが可能です。

 

そして高倉健はずっと綾瀬桃と一緒に行動していたので、これから二人が息を合わせて、オンブスマンの攻撃を躱すのも可能です。

 

筋肉がついたおっさんたちを含めて、皆が力を合わせれば、綾瀬星子が練った作戦を完成させるのは可能ですが、もしこれからオンブスマンが予想を超える行動を取れば、皆が失敗する可能性はあります。

 

今回の作戦には一つの弱点があります。

 

それはパワーが足りないということです。

 

もしオンブスマンが圧倒的な力で攻めまくれば、高倉健がどれほど俊敏に動いていても、皆を守るのは難しいです。

 

ですが、もしオンブスマンがただ追っているだけならば、高倉健は仕事を完成できます。

 

 

☆オンブスマンが取る行動

 

これからオンブスマンは綾瀬星子たちとドキドキの鬼ごっこを始めます。

 

もし綾瀬星子たちが先にオーディション会場にたどり着けば、オンブスマンが負ける可能性は高いです。

 

ですが、もしオンブスマンが先に山車を破壊、もしくは先に綾瀬星子たちを倒せば、オンブスマンの勝ちです。

 

オンブスマンは既に記憶を失くしたとは言え、本能的にオンブスマンは勝利を手に入れたいはずです。

 

これからオンブスマンが勝てるかどうかはオンブスマンが持つ知恵にかかっています。

 

もしオンブスマンが皆を必死で追っていくだけなら、負けるのは確定です。

 

速度比べにターボババアの霊力を受け継いだ高倉健が負けるはずがありません。

 

ですが、もしオンブスマンが頭を使い、いろいろな攻め方を始めれば、勝つことは可能です。

 

学級委員長は多くの味方を見つけましたが、オンブスマンにとって本当に重要なのは学級委員長だけです。

 

体を分裂して学級委員長を捉えるのもよし、体を更に巨大化して山車を破壊するのもよし、別の霊を使って学級委員長の精神を攻撃するのもよし、学級委員長に何かがあれば、オンブスマンの勝です。

 

学級委員長を何としても守らなければならないことを綾瀬星子は知っているので、オンブスマンは力技ではなく、頭を使って戦うしかありません。

 

以上が今回の記事の内容でした、最後までご覧いただき、誠にありがとうございます。