考察タイム

 

 

 

「ダンダダン」第117話の感想と6つの徹底考察!

出典:龍幸伸(著)ダンダダン第117話

 

 

「ダンダダン」第117話の中で、高倉健はついに彼の大事なナッツを見つけて、取り戻しました。

 

人間の男性にとってナッツは非常に重要なものですが、高倉健は何度も自分のナッツを失いました。

 

異星人集団との長くて激しい戦いで高倉健はついに自分のナッツと再会できましたが、残念なお知らせは二つあります。

 

異星人集団との戦争はまだ終わっていない上に、まだ見つけていないナッツは後一個残っていますので、状況はよくなっていません。

 

それに予想外の客も突然参戦してきましたので、高倉健たちが解決しなければならない問題は増えました。

 

異星人集団による地球侵略戦争はまだまだ続いていますので、これから最新話の感想や徹底考察をお届けいたします。

 

 

最新話感想

 

坂田金太やナノスキンが大活躍してくれたおかげで、最強の異星人集団ボスは倒れましたが、状況はよくなっていません。

 

異星人集団ボスやその手下たちに大量の時間を消耗した結果、高倉健や綾瀬桃たちは間に合わなかったのです。

 

ワープゲートを閉じることに高倉健や綾瀬桃は成功しましたが、異星人大艦隊はゲートが完全に消える前に地球に侵入してきました。

 

凄まじい武器を持つ異星人大艦隊が地球に到着した今、全ての努力は泡になりました。

 

地球を恐ろしい異星人集団から守れるのは高倉健や綾瀬桃たちだけですが、全員はもう全力を出し尽くしたので、これ以上戦うのは無理です。

 

綾瀬桃はナノスキンで状況を逆転しようと思っていましたが、たとえグレートキンタが再び現れたとしても、グレートキンタ一体で大艦隊と戦うのは無理です。

 

地球に到着した異星人たちを全員叩き潰すために綾瀬桃は新たな戦力が必要で、戦力になれるのはカシマレイコと綾瀬星子だけです。

 

良くも悪くも最恐最悪のカシマレイコが登場しましたので、これから彼女が味方になってくれれば、地球を死守することは可能です。

 

ですが、もしカシマレイコが最後まで共闘を断れば、今度は高倉健や綾瀬桃たちが全滅します。

 

カシマレイコの判断により地球侵略戦争の結果が決まりますので、綾瀬桃は全力で彼女の機嫌を直すしかありません。

 

カシマレイコの機嫌が直ってくれれば、希望は見えてきます。

 

 

最新話徹底考察

 

☆異星人大艦隊が取る行動

 

生命が溢れている惑星を侵略するために異星人大艦隊は地球に到着しましたが、予想外のことが起きました。

 

異星人大艦隊は地球に着いた途端必死で攻撃しまくっていましたが、異星人大艦隊は最恐最悪のカシマレイコの突然の一撃で大きなダメージを受けました。

 

一発の攻撃で異星人大艦隊が全滅することはありませんが、カシマレイコは異星人たちを全員殺すと決めています。

 

異星人たちよりもカシマレイコの方が圧倒的に恐ろしいのですが、異星人大艦隊はもう元の次元へ戻れないので、今はもう戦うしかないのです。

 

そしていまでも異星人大艦隊の地球侵略は進んでいますので、彼らはすぐに別の行動を取らなければなりません。

 

これから異星人大艦隊が取れる行動は一つだけです。

 

それは至急カシマレイコの行動を封じることです。

 

異星人集団ボスは倒れて、彼のスーツも潰されましたが、優秀な戦力はまだまだ残っています。

 

高い攻撃力や移動力を持つパイプ異星人はいまでも健在なので、パイプ異星人が至急カシマレイコのところへ向かうのは可能です。

 

カシマレイコを止めるのにパイプ異星人だけでは当然足りないのですが、これから艦隊の中にいる全ての異星人をも出動させればカシマレイコを止めることに希望が見えます。

 

カシマレイコを止めるのに大量の兵力が消耗されますが、カシマレイコは現在の地球が持つ最高の戦力なので、彼女を止められれば、地球侵略は可能です。

 

 

「ダンダダン」第117話の感想と6つの徹底考察!

出典:龍幸伸(著)ダンダダン第117話

 

 

☆最恐最悪降臨

 

ダンダダンの最新話の第117話の中で地球を守ろうとしている高倉健や綾瀬桃の前に、最恐最悪のカシマレイコが姿を現しました。

 

もうすぐタイムリミットの一週間が経つのに、綾瀬桃はもう少しで最恐最悪のカシマレイコから逃げられたのに、それでも綾瀬桃はカシマレイコに再会しました。

 

カシマレイコが何の問題もなく綾瀬桃に再会できたのは虚空が破れ始めたからです。

 

セルポの虚空が展開されていればカシマレイコでも綾瀬桃を探すのに時間が必要ですが、虚空が破れたから、カシマレイコは簡単に綾瀬桃に再会できました。

 

カシマレイコはいまでも綾瀬桃に凄まじい怨念を抱いていて、綾瀬桃に苦しみを与えたいと思っています。

 

カシマレイコを怒らせた綾瀬桃が悪いので、カシマレイコの執念を責められないのですが、今はカシマレイコが復讐する時ではありません。

 

なぜなら地球侵略戦争はいまでも続いているからです。

 

カシマレイコはじっくりと綾瀬桃に苦しみを与えたいと思っていますが、異星人集団の地球侵略が完成したのなら、何もかも消えてしまいます。

 

地球侵略が終わった途端、綾瀬桃はビッグママに食い殺されるのでしょう。

 

綾瀬桃が消えるだけではありません、地球侵略が始まれば、全世界は火の海と化しますので、カシマレイコが大事にしていた廃墟も消えていきます。

 

カシマレイコにも大事にしていたものがあるはずなので、今は綾瀬桃よりも、異星人集団を先に叩き潰すのが重要です。

 

 

☆廃墟にこだわる理由

 

カシマレイコは最恐最悪の妖怪であると同時に、彼女は謎が多い妖怪でもあります。

 

カシマレイコが持つ全ての謎において、最も気になっているのはどうして彼女が廃墟に残っているかということです。

 

カシマレイコは凄腕霊媒師の綾瀬星子でも対処できない妖怪なので、彼女がその気であればどこへでも行けます。

 

カシマレイコは自由な妖怪なのに、彼女はずっと廃墟に残っていました。

 

いまでもカシマレイコが廃墟に残っている理由は判明されていませんが、ダンダダンの最新話の第117話の中にはそのヒントがありました。

 

ダンダダンの第117話の中で、カシマレイコに関する過去が少し描かれました。

 

生前のカシマレイコは激しい戦争を経験した少女で、彼女は戦争で全ての幸せを無くしました。

 

戦争でカシマレイコは彼女の母とはぐれてしまった上に、足に酷い怪我を負いました。

 

あの時のカシマレイコはもう足が使えないので、彼女は母を探すために大声で叫ぶしかできなかったのですが、どれほど叫んでも母の姿はどこにもいませんでした。

 

これだけでも十分可哀想なのですが、激しい空襲でカシマレイコの周りにいる人間たちは攻撃に巻き込まれて、建物は全部廃墟となったのです。

 

無力で何もできなかったあの頃の記憶をいまでもカシマレイコははっきりと覚えていることから、カシマレイコは過去のことが忘れられないから廃墟に残っていたと考えられます。

 

今でもあの時にはぐれてしまった母に未練があるから、今でもあの時の結果を変えたいと思っているから、カシマレイコはずっと成仏できず、ずっと廃墟に残っていたと思います。

 

 

☆地球侵略戦争を終わらせる方法

 

最恐最悪のカシマレイコまで参戦した今、地球侵略戦争は更に混乱で複雑になりました。

 

地球侵略戦争がどれほど混乱したとしても、綾瀬桃たちがやらなければならないことはかわりません。

 

それは全員が全力で地球を守って、全員がこの戦争を生き残ることです。

 

高倉健や綾瀬桃は当然誰も失いたくないので、全員が生き残るために取れる方法は一つしか残っていません。

 

それはナノスキンを利用して、邪視や綾瀬星子を探すことです。

 

激しくて長い戦争で高倉健や綾瀬桃たちはボロボロになって、再び戦うのは無理です。

 

これからカシマレイコや異星人から皆を守れるのは邪視や綾瀬星子しか残っていません。

 

邪視や綾瀬星子が参戦すれば皆は生き残れますので、これから坂田金太はナノスキンでバモラと一緒に二人を探さなければなりません。

 

セルポの虚空は消え始めているので、綾瀬星子が皆の近くにいれば彼女を見つけ出すことは可能です。

 

たとえ坂田金太やバモラが綾瀬星子を見つけられなかったとしても、邪視だけで状況を変えるので、すぐに彼を探すべきです。

 

 

「ダンダダン」第117話の感想と6つの徹底考察!

出典:龍幸伸(著)ダンダダン第117話

 

 

☆怨念と地球

 

カシマレイコが勝手に異星人大艦隊を攻撃したことから、ダンダダン第25話の中の高倉健が立てた仮設が正しいとわかりました。

 

第25話の中で高倉健は妖怪や幽霊が人間の代わりに地球を守っているから、地球は侵略されなかったと仮説を立てました。

 

高倉健が立てた仮説はある程度正しいのですが、違った部分があります。

 

妖怪や幽霊は自発的に地球を守っているのではなく、彼らは怨念や執念を晴らすために戦っています。

 

怨念というものはダンダダンの世界において非常に、非常に恐ろしいものです。

 

地球外生命体にとっても、地球にとっても怨念は武器になります。

 

美少女宇宙人のバモラが愛用していた怪獣服はシュメール人の怨念の塊でした。

 

ビッグママに食べ殺されたシュメール人たちはすさまじい怨念になったから、その怨念は怪獣服の強さにも影響しました。

 

バモラの怪獣服だけではありません、邪視、呪いの家やカシマレイコでも強烈な怨念を抱いているから、これほど強い存在になったのです。

 

ダンダダンの世界において強力な武器や強い生命体は多くの怨念にかかわっています。

 

そしてその怨念の強さは武力や生命体の強さにも反映します。

 

武力や生命体が強ければ強いほど、中にある怨念は強烈です。

 

白鳥愛羅に深く関わっているアクロバティックさらさらは怨念で動いていたわけではないので、アクロバティックさらさらは強い妖怪ではなかったのです。

 

妖怪や幽霊と地球外生命体の関係は結果から見れば高倉健の仮説通りですが、妖怪や幽霊にとって人間というものはどうでもいいのです。

 

結局妖怪や幽霊は地球の平和や人間の未来などではなく、彼らは自分が抱いている思いで戦っています。

 

 

☆邪視とカシマレイコとシュメール人

 

地底人が作り上げた邪視はまだカシマレイコに出会っていませんが、あの二人が出会った時に最悪の同盟が結成される可能性はあります。

 

偶然である可能性はありますが、邪視、カシマレイコやシュメール人に共通している部分はあります。

 

邪視、カシマレイコやシュメール人は第三者の迫害を受けたから惨い最後を迎えました。

 

邪視、カシマレイコやシュメール人は死ぬ前に怒るべき対象があり、凄まじい憎をも抱いていました。

 

邪視は地底人や鬼頭一家、カシマレイコは空襲を仕掛けた飛行機たち、シュメール人は異星人集団やビッグママに強烈な感情を抱いていました。

 

その強烈な感情はいつになっても消えることなく、その強烈な感情は邪視たちに復讐するための力を与えました。

 

そして恐ろしいことに、邪視たちは確かに得た力で復讐を果たしました。

 

邪視は地底人が用意していたモンゴリアンデスワーム、シュメール人は怪獣服として異星人集団に大ダメージを与え、カシマレイコは異星人集団の飛行艦隊を叩き潰しました。

 

邪視たちがここまで共通しているのは単なる偶然である可能性はありますが、偶然ではない可能性もあります。

 

邪視でも、カシマレイコでも抱いている負の感情が強烈すぎたから、永遠に成仏できないのです。

 

怪獣服も他のスーツと違って、どれほどのダメージを受けても消えることはなかったです。

 

異星人集団ボスが持つスーツでも消えてしまったのに、怪獣服は消えていなかったです。

 

邪視たちは何があっても消えないことから、高倉健たちが解決すべき次の問題は邪視たちの未練を全部果たすことです。

 

怪獣服は消えない方がメリットはありますが、邪視やカシマレイコは違います。

 

円城寺仁でも邪視の怨念を消させたいので、彼らの心の問題はいずれ解決するのでしょう。

 

以上が今回の記事の内容でした、最後までご覧いただき、誠にありがとうございます。