考察タイム

 

 

 

「ダンダダン」第107話の感想と6つの徹底考察!

出典:龍幸伸(著)ダンダダン第107話

 

 

「ダンダダン」第107話の中で、綾瀬桃や高倉健が最初に出会った変態宇宙人、セルポは誰もが驚くような行動を取りました。

 

セルポは獲物だったはずの綾瀬桃のために、残りのエネルギーをすべて使って、美少女バモラを回復させました。

 

今のセルポにとって綾瀬桃は重要な戦力なので、セルポが綾瀬桃のために回復技を温存していたのはわかりますが、セルポがその回復技をバモラに使ったことは予想外でした。

 

バモラの過去を全部知ったとしても、バモラはセルポの味方ではないので、セルポがバモラを回復させる必要はないのですが、それでもセルポはバモラに回復技を使いました。

 

バモラを回復させたことでセルポはこれから異星人集団との戦いからリタイアしますが、彼の判断は間違いなく正しいです。

 

今の綾瀬桃はバモラが必要で、バモラがそばにいてくれるだけで、綾瀬桃は安心して戦います。

 

怪獣服さえ奪い返せばバモラも巨大な戦力になりますので、二人が共に戦えれば凶悪な異星人集団に勝つ希望が見えてきます。

 

それではこれから最新話の感想や徹底考察をお届けいたします。

 

最新話感想

 

セルポは異星人集団との戦いからリタイアする前に、綾瀬桃に一つ変な頼みことをしました。

 

異星人集団に奪われたデータを全部消去してほしいとセルポは綾瀬桃に頼みことをしました。

 

セルポが集めていたデータは非常に重要な物で、消す必要がありますが、一つ不可解な部分もあります。

 

それはセルポが奪還ではなく、データ消去を望んでいたことです。

 

異星人集団の襲撃を受けて以来、セルポはずっと自分のデータや商品の奪還を望んでいました。

 

セルポは地球侵略を目指した宇宙人で、データは彼にとって最も重要な物なので、彼はデータを奪還するために綾瀬桃と手を組みました。

 

地球侵略を目指している限り、セルポはデータが必要なのですが、今の彼はそのデータの消去を望んでいます。

 

セルポが変わった理由について一つの可能性が考えられます。

 

それはセルポが地球侵略を諦めたことです。

 

地球侵略は素敵な目標ですが、バモラがいた惑星がどのような侵略を受けていたのか、セルポは全部見ていました。

 

バモラが異星人集団の侵略で感じた悲しみ、苦しみや恐怖を全部セルポに伝えていますので、セルポが改心した可能性はあります。

 

セルポは邪悪で変態なことを企んでいましたが、本当の邪悪という物を実感した時、心が変わってもおかしくありません。

 

 

最新話徹底考察

 

 

☆バモラの首と異星人集団ボス

 

ダンダダン最新話の第107話の中で、残虐で邪悪な異星人集団ボスは再びバモラの首を欲しがりました。

 

異星人集団ボスにとってバモラは優秀な怪獣服を盗んだ盗人であり、地球という素晴らしい惑星を案内してくれた下等生物でもありますので、異星人集団ボスがバモラに執着しているのは理解できますが、バモラの首は異星人集団ボスにとって別の用途があったのです。

 

シュメール人への見せしめではなく、異星人集団ボスはバモラの首を自分のスーツの頭部分と交換したかったのです。

 

他人の首を自分の物として使うのは非常に残虐なことですが、異星人集団ボスは倫理観が狂っている軟体生物なので、全ての生物は彼にとってただの道具です。

 

どうして他人の体の一部を自分のスーツと交換できるのかは謎ですが、もし異星人集団ボスは本当に他人の体を自分のスーツの部品と交換できるのなら、異星人集団ボスについての謎が一つ解かれます。

 

異星人集団ボスがどうやってこれほど強いスーツを手に入れたのかはずっと謎でしたが、異星人集団ボスはいままで出会った強者たちの体を自分の物として取り込んでいた可能性はあります。

 

ビッグママは異星人集団ボスのためにいい性能のスーツを産みましたが、異星人集団ボスはそのスーツで強者たちを殺した後、気に入った部分を自分のスーツの部品と交換していました。

 

惑星を侵略しまくっている間に、異星人集団ボスは交換の過程を何度も、何度も繰り返していたから、彼は強者たちのパーツだけが揃っている自分のスーツを完成させたと考えられます。

 

 

「ダンダダン」第107話の感想と6つの徹底考察!

出典:龍幸伸(著)ダンダダン第107話

 

 

☆超能力全覚醒

 

バモラの過去や異星人集団の残虐さを知った地球人、綾瀬桃は怒りが頂点に達すると同時に、超能力が再び全覚醒しました。

 

綾瀬桃の超能力が全覚醒したのは第1話の時で、それ以来超能力が全覚醒したことはありませんでした。

 

綾瀬桃の超能力という力は消えていませんが、第1話の時のような全覚醒のレベルに到達できませんでした。

 

綾瀬桃は彼女なりの修行を進めていましたが、やはり全覚醒の時と大きな差があります。

 

再び全覚醒するにはもう少しの時間が必要だと思っていましたが、第107話の中で、親友のバモラのために非常に怒っている綾瀬桃は見事に再び全覚醒しました。

 

第107話の中の綾瀬桃は第1話の時と同じ、髪色が変わっています。

 

再び全覚醒したことにデメリットや後遺症などが存在しているかどうかはわかりませんが、今の綾瀬桃はその力が必要です。

 

全覚醒の力があれば、綾瀬桃はバモラを守れるだけではなく、怪獣服の奪還や邪悪で残虐な異星人集団を撃退できる可能性もあります。

 

綾瀬桃やバモラに近づいている敵、異星人集団ボスやパイプ異星人はどれも非常に強いので、綾瀬桃たちは持っている全てを出し尽くすしかありません。

 

 

☆シュメール人を皆殺しにしなかった理由

 

残虐的な侵略方法で異星人集団ボスやその手下たちはとっくにシュメール人の惑星を支配しましたが、おかしなことに彼らは生き残っているシュメール人を皆殺しにしなかったです。

 

異星人集団ボスやパイプ異星人がいればいつでも生き残っているシュメール人を皆殺しにできるのに、皆はあえてシュメール人たちを見殺しにしなかったです。

 

シュメール人たちを皆殺しにしなかった理由はバモラの過去に描かれていませんでしたが、ダンダダン第107話の中で一つのヒントがありました。

 

異星人集団ボスと綾瀬桃やバモラの会話の中で、異星人集団ボスは生命のある惑星の探しに困っていたことが判明しました。

 

異星人集団ボスやその手下たちは多くの惑星を侵略しまくっていた邪悪なテロリスト集団で、彼らの長い侵略の旅でほとんどの惑星が滅んでいたと考えられます。

 

シュメール人を侵略し、制圧した後、異星人集団ボスは次のターゲット、生命のある惑星を求めていましたが、幸運なことに彼らはどうしても見つけられなかった。

 

そして次のターゲットを見つけられなかったから、異星人集団の皆は一気にシュメール人たちを皆殺しにしなかったです。

 

もし異星人集団の皆が一気にシュメール人を殺してしまったら、ビッグママへの食糧はいずれなくなります。

 

シュメール人が生きているから、異星人集団はビッグママへの食糧を確保できました。

 

異星人集団の皆は元々弱々しい軟体生物で、食糧が減ってもおそらく何の問題もないのですが、ビッグママは空腹に耐えられるかどうかが疑わしいです。

 

異星人集団ボスが生命のある惑星を欲しがっていたことから、空腹になったビッグママは異星人集団の皆でも容赦なく食い尽くす可能性があります。

 

☆ビッグママのスーツ作り再開

 

ダンダダン第104話105話の中で、バモラの母であるバンガは見事にビッグママを倒しましたが、それで忌々しいスーツ作りが止まったわけではなかったです。

 

スーツ作りこそが異星人集団の強さの根源で、バンガがスーツ作りを上手く止めれば異星人集団の弱体化を狙えますが、残念ながらスーツ作りはまだ機能しています。

 

ダンダダン第107話の中で、ビッグママのスーツ作りはまだ機能していることが判明して、異星人集団ボスは綾瀬桃を欲しがっていました。

 

超能力がある綾瀬桃は高倉健と同様、二人はどの異星人で、欲しがっている地球人なので、異星人集団ボスが綾瀬桃に夢中になるのは当然なことです。

 

怒りの頂点に達している綾瀬桃は深く考えていなかったのですが、もしビッグママが生きているのなら、地球に巨大な脅威が迫っています。

 

異星人集団ボスは最強の異星人ですが、ビッグママは最も恐ろしい異星人です。

ビッグママの気持ち悪い見た目を見ただけでほとんどの地球人は恐怖の深淵に落ちてしまいますので、何があってもビッグママを地球に入れさせてはいけないのです。

 

もし一秒でもビッグママが地球に到着すれば、ビッグママは遠慮なく地球人を食い漁るでしょう。

 

そうなった時、綾瀬桃や高倉健たちは地球人を守りながら戦うしかないので、勝てる可能性はほぼありません。

 

 

「ダンダダン」第107話の感想と6つの徹底考察!

出典:龍幸伸(著)ダンダダン第107話

 

 

☆異星人集団ボスのゴール

 

今の綾瀬桃は怒りが達しているから異星人集団ボスを倒すことしか考えていませんので、これからは異星人集団ボスに集中攻撃をするのでしょう。

 

超能力が再び全覚醒した綾瀬桃が負けるとは思えませんが、綾瀬桃が勝っても、負けても、結果は異星人集団ボスにとってはどうでもいいのです。

 

なぜなら異星人集団ボスの最終ゴールは二匹の下等生物、綾瀬桃やバモラを倒すことではないからです。

 

異星人集団ボスの最終ゴールはビッグママや異星人大艦隊を迎えることです。

 

ビッグママや異星人大艦隊が地球にたどり着けば、綾瀬桃が勝っても負けても、異星人集団ボスの勝ちです。

 

異星人集団ボスは最強の異星人なので、彼から片付ければ残りの異星人を倒すのは簡単というのは間違いありません。

 

ですが、ビッグママや異星人大艦隊が地球に突入できれば、地球人はパニックになり、綾瀬桃は地球人を守りながら戦うしかありません。

 

そのような結果になれば綾瀬桃が全覚醒しても戦況を変えられないので、結局地球や地球人は負けます。

 

全覚醒の綾瀬桃なら全てのワープゲートを破壊することが可能なので、綾瀬桃が異星人集団ボスと戦いながら全てのワープゲートを破壊できれば、地球人の勝ちです。

 

逆に、もし異星人集団ボスが十分な時間を稼いだ、もしくは最後までワープゲートを守れたのなら、地球は滅びます。

 

 

☆異星人集団ボスにとっての高倉健

 

超能力を使える綾瀬桃も、素晴らしいナッツを持っている高倉健も非常に強い地球人なので、異星人集団ボスでも当然その二人が欲しいです。

 

ですが、異星人集団ボスが綾瀬桃や高倉健を欲しがる理由は全然違います。

 

異星人集団ボスが綾瀬桃を欲しがるのは彼女にいいスーツを作れる素質があるからです。

 

しかし、異星人集団ボスは高倉健をスーツにしたいのではなく、彼を調べたかったからです。

 

ダンダダン第82話の時、地球人の高倉健を潰した後、異星人集団ボスは手下たちにスーツにするのではなく、「内部構図を調べる」と言いました。

 

ビッグママのスーツ作りが機能しているのに、異星人集団ボスはスーツ作りが大好きなのに、それでも異星人集団ボスは高倉健を調べたかったのです。

 

異星人集団ボスがスーツ作りを諦めるのはすごくおかしなことで、その理由について一つの可能性が考えられます。

 

それは高倉健が円城寺仁にも負けないほどの逸材だったからです。

 

作中で高倉健は自分のことを甘く見ていて、ターボババアもずっと高倉健のことをバカにしていますが、もし高倉健が本当にただの凡人なら彼がすぐに戦いに慣れるはずがありません。

 

もし高倉健がただの凡人なら、彼がターボババアの激しい戦闘スタイルについていけるはずもありません。

 

高倉健がこれまでの危機を乗りこえられたのはターボババアのレクチャーがあったからだと言えますが、もし本当に何の才能もないのなら彼のナッツがいきなり最重要アイティムになることはありえません。

 

そして何より異星人集団ボスはセルポのデータで地球戦士たちの情報を把握していますので、どの戦士が本当に強いのか彼らにとっては一目瞭然です。

 

高倉健自身は気づいていないのですが、おそらく彼は元々何かしらの才能を持っていて、ターボババアの霊力をもらったから、才能は完全に開花しました。

 

以上が今回の記事の内容でした、最後までご覧いただき、誠にありがとうございます。