考察タイム

 

 

 

「ダンダダン」第103話の感想と6つの徹底考察!

出典:龍幸伸(著)ダンダダン第103話

 

 

「ダンダダン」第103話の中で、シュメール人の一人、トメは自分の夢や次にやることをアジャ、ハンガやバモラに伝えました。

 

絶体絶命の状況の中にいますが、トメは自分の小さな夢を忘れられませんでした。

 

山の中にある貧乏な町の中で生まれていたトメは海を見たいという小さな夢をずっと持っています。

 

平和な時代でこの夢を実現するのは難しいことではないのですが、異星人集団が多くの場所を占拠した今、海を見るのは不可能と言えます。

 

残酷な世界の中に生き残るために、今のトメはどこかに隠れた方がいいのですが、この小さな夢を叶うために、トメは死んでも夢を実現したかったのです。

 

そして夢を実現するために、トメはアジャと共に目的地へ向かいました。

 

それではこれから最新話の感想や考察をお届けいたします。

 

 

最新話感想

 

同族に裏切られて、体も心もボロボロになったハンガは美少女宇宙人のバモラに彼女の昔の職業を伝えました。

 

異星人集団に侵略される前のハンガはただの専業主婦などではなく、王宮の料理人を務めていたのです。

 

王宮で料理人を務めるのは決して簡単なことではありません、優れた料理腕が必要です。

 

バンガは自分の料理の腕を鍛えてあげて、王宮の者たちのために料理を作り続けていました。

 

王宮で料理人を務めていている間に、ハンガは政治という物や人間の闇を理解できて、戦の頭脳や戦闘経験をも手に入れたと考えられます。

 

もし王宮にいた頃のハンガが料理以外の知識を得られていなかったら、異星人集団との長くて厳しい戦争の中に生き残れるはずがありません。

 

そして王宮でいろいろな知識を得られているから。ハンガは昔のシュメール人やシュメール人の神話まで知っています。

 

異星人集団との戦争が始まって以来、ハンガの料理腕は使い道を失いましたが、彼女が王宮で得た知識や経験は今、彼女やバモラの未来を変えています。

 

 

最新話徹底考察

 

 

☆ハンガの賭け

 

同族に裏切られたハンガたちの前には絶望しかいないのですが、ハンガは覚悟を決めて、新たな行動を取りました。

 

ハンガの新たな行動、それはピラミッドへ向かい、神話通りにシュメール人が元々住んでいた惑星へ戻ることです。

 

これは非常に危険な行動ですが、何もしなければ死よりも怖いことが起きますので、昔の神話に賭けることがハンガたちにとっての最善の策です。

 

ハンガが今回の賭けにうまく勝てば、ハンガたち四人は二つのメリットを得られます。

 

一つ目のメリット、それは異星人集団から脱出できることです。

 

もしハンガたちが本当に元の惑星へ戻れるのなら、異星人集団から脱出できるのはもちろん、元の惑星の住人の協力も得られます。

 

異星人集団は恐ろしいテロリスト集団なので、その進攻を止めるために、皆はハンガたちに力を貸します。

 

実際、地球人の高倉健や綾瀬桃たちは今異星人集団を撃退するためにバモラに力を貸しています。

 

二つ目のメリット、それはシュメール人の神様に会えることです。

 

異星人集団に襲われているシュメール人に存亡の危機が訪れているので、神様が助けてくれるのなら、今しかありません。

 

元も惑星に無事に戻れたハンガたちが神様の力を借りられれば、異星人集団に反撃することは夢ではありません。

 

 

「ダンダダン」第103話の感想と6つの徹底考察!

出典:龍幸伸(著)ダンダダン第103話

 

 

☆ハンガ、トメやアジャの結末

 

生き残るためにハンガたちは新たな行動を取りましたが、年上の三人がどのような結果を迎えるのかはまだわかりません。

 

地球に到着してからのバモラがずっと一人で行動していたことから、ハンガ、トメやアジャは死んだ可能性が高いですが、まだ生き残っている可能性もあります。

 

もしハンガたち三人が生きているのなら、地球にいるバモラは一人で行動する必要がないのですが、バモラの地球生活に一つ不可解な部分があります。

 

バモラが一人で地球に生きていけることはすごくおかしなことです。

 

強くて特殊な怪獣服を持っていても、バモラは地球の言語や文化などが全然わからないので、一人では地球に生きられないのです。

 

バモラは戦乱の中に成長していた女性とは言え、彼女は一人の力だけで別の惑星に生きていけるタイプの女性ではありません。

 

地球の中にいるバモラはうまく生活していることから、ハンガたちは生きていて、地球の中にいる可能性はあります。

 

そしてもしハンガたちが本当に生きているのなら、今頃三人はバモラと別行動をして、神様の手がかりを探していると考えられます。

 

 

☆元の惑星へ戻る方法

 

新たな行動を決めたのはいいことですが、古墳のピラミッドまでたどり着くのは非常に難しいことです。

 

異星人集団は既にピラミッドの周辺を完全に制圧していたので、ハンガたちが利用できる抜け道などはありません。

 

そしてピラミッド周辺には多くの異星人が待機していますので、正面突破も無理です。

 

千人以上の部隊で損害を問わずに全員が一気に突っ込めば、何人かがピラミッドまでたどり着くことは可能ですが、四人しかいない状態では秘策が必要です。

 

ハンガたちがピラミッドまで向かうために使える策は二つあります。

 

一つ目の策、それは海を渡ることです。

 

ピラミッドの周辺には広い海があるので、海を渡って、ピラミッドの後方から突入すれば成功するチャンスはあります。

 

今の異星人集団はシュメール人の殺戮に集中しているので、海への警戒や防衛は手薄いです。

 

海を渡るのに時間や体力が必要ですが、人とも生き残って、惑星へ移動するには海を使う方がいいのです。

 

二つ目の策、それは異星人集団のスーツを乗っ取ることです。

 

ハンガが異星人集団の本体の秘密やビッグママのことを知っていることから、スートを乗っ取れることをも知っている可能性はあります。

 

トメやアジャの救出で皆は何台かの異星人を潰せたので、これから異星人たちのスーツを乗っ取れば、全員がピラミッドまでたどり着ける可能性はあります。

 

 

☆残虐的なビッグママ

 

異星人集団が愛用しているビッグママは誰もが耐えられないほど残虐的な生き物です。

 

ビッグママは異星人集団のために無限の武器を生み出せますが、武器を生み出す度に人を食べます。

 

これは非常に残虐的な行為で、ビッグママやビッグママが作ったスーツは異星人集団の悪や罪をも表しています。

 

シュメール人にとって最も怖いのは死ぬことではなく、ビッグママに食われることです。

 

これからビッグママに食べられるのを知った時、シュメール人は誰もが怖すぎて、倒れてしまいます。

 

ですが、シュメール人がどれほど怖くても、どれほど恐れていても、食われる運命からは逃れられません。

 

たとえ異星人集団に協力した裏切り者たちでも、異星人集団のボスは容赦なく全員ビッグママに食わせるのでしょう。

 

 

「ダンダダン」第103話の感想と6つの徹底考察!

出典:龍幸伸(著)ダンダダン第103話

 

 

☆地球とシュメール人

 

シュメール人は地球に深い繋がりがあって、地球のことを第二の故郷と呼んでいます。

 

ダンダダン第101話の中で描かれた壁画には古代の地球人の姿があり、バモラ言葉も地球の古代の言葉なので、昔のシュメールは地球に暮らしていたことは間違いないのでしょう。

 

昔のシュメール人は確かに地球人と共に暮らしていましたが、シュメール人と地球人には大きな差があります。

 

それは広い宇宙や宇宙人への認識です。

 

昔の地球には宇宙人がいたのに、その伝説はちゃんと後世には伝えられていなかったのです。

 

これは推測ですが、古代の地球人は宇宙や宇宙人に関することを後世に隠していた可能性はあります。

 

後世に何かを隠していた地球人と違って、シュメール人は必要な歴史をちゃんと後世に伝えていました。

 

伝わっていたからこそ、ハンガは第二故郷、ピラミッドや神話の内容を知ることができました。

 

古代の地球人が重要な情報を隠していた結果、地球人は宇宙や宇宙人のことに全然詳しくないのです。

 

高倉健は宇宙や宇宙人のことに憧れていますが、誰もが信じていないから、高倉健はずっとバカにされていたのです。

 

 

☆神様の起源

 

ダンダダンの最新話の第103話の中で、シュメール人の神様の起源について少し描かれました。

 

シュメール人はその惑星の原住民ではなく、皆は別の惑星から移住してきた者たちの子孫です。

 

原住民ではないことから、シュメール人が残していた怪獣神様はオリジナルな物ではなく、元の惑星の物だった可能性は高いです。

 

第103話の中のハンガの説明から、シュメール人は地球から移住したと考えられますが、高倉健や綾瀬桃たちが住んでいる地球には怪獣文明、もしくは怪獣歴史がいないのです。

 

怪獣文明がないのに、それでもシュメール人は怪獣を神様として崇拝している理由は一つ考えられます。

 

それは地球人がシュメール人や怪獣のことを歴史上から消したということです

 

ダンダダン第101話の中に描かれた壁画を見れば、地球人が怪獣を攻撃していると描かれています。

 

壁画の中に描かれていたのは古代の地球人にすごく似ていますので、その時の地球人は外来生物があることを知っていると考えられます。

 

これは単なる推測ですが、古代の地球人はシュメール人を追い出すために内戦を仕掛けた可能性はあります。

 

古代の地球人の戦闘力は高いので、当時のシュメール人は地球人に負けてしまいました。

 

そしてその時にシュメール人を助けたのは次元を超えている怪獣で、シュメール人は怪獣が暴れている間にピラミッドを使って全員が地球から離れました。

 

怪獣は次元を超えている生物であるため、長時間地球に滞在することができなくて、そのおかげで古代の地球人が全滅することはありませんでした。

 

その後、古代の地球人たちはシュメール人との内戦を後世に伝わず、シュメール人に関する歴史や情報を全部消しました。

 

以上が今回の記事の内容でした、最後までご覧いただき、誠にありがとうございます。