考察タイム

 

 

 

「ダンダダン」スーツ、軟体生物が頼りにしている最強武器!

出典:龍幸伸(著)ダンダダン第110話

 

 

ダンダダンの中に登場する異星人集団のメンバーは全員が弱々しい軟体生物で、惑星の侵略ができないはずですが、彼らはビッグママに最強武器、スーツを作らせていました。

 

ビッグママは非常に気味の悪い生き物で、実際の戦闘において何の役にも立たないのですが、ビッグママが作るスーツは優秀な武器です。

 

ビッグママが作るスーツは様々な種類が存在している上に、ほぼ全てのスーツには強力な攻撃手段が内蔵されています。

 

軟体生物の異星人たちは何の戦闘力を持っていなく、すごく弱いのですが、ビッグママのスーツを着た途端、彼らは信じられないほどに強くなります。

 

攻撃だけではありません、ビッグママが作るスーツはどんな惑星の重力や湿度にも対応できますので、軟体生物たちがスーツを着れば惑星を侵略し放題です。

 

そしてビッグママが作る高性能スーツには特殊能力もありますので、軟体生物たちはスーツの力でシュメールの侵略を成功させて、バモラやバンガたちの人生をめちゃくちゃにしました。

 

軟体生物たちは今、スーツの力で地球の侵略を始めていますので、今回はスーツについて考察してみたいと思います。

 

 

☆恐ろしいビッグママの産物

 

特殊な武器には特殊な製造方法があり、軟体生物たちが持つスーツは例外ではありません。

 

全てのスーツは特殊で恐ろしい製造方法で作られています。

 

軟体生物たちが持つ最強の味方、ビッグママは生物を存分に食べて、必要なエネルギーを蓄えた後、自動的に様々なスーツを生み出します。

 

スーツを作るために、ビッグママは大量の生物を食べる必要があります。

 

そして数えきれないほどのスーツを作るために、軟体生物たちは常に大量の生贄、食糧を用意していました。

 

軟体生物たちが持っているスーツの数から、彼らは既にたくさんの命を奪っていたことが容易に推測されます。

 

軟体生物たちとビッグママは片利共生で、ビッグママが生きている限り、軟体生物たちは様々な惑星を侵略できます。

 

そして軟体生物たちが侵略活動を続けている限り、ビッグママが食べることに困ることはありません。

 

惑星侵略やスーツ作りで軟体生物たちとビッグママは数えられないほどの虐殺を繰り返していましたが、軟体生物たちとビッグママはいまでも凶行を続けています。

 

 

☆軟体生物が必要な武器

 

惑星を侵略しまくっている軟体生物たちは様々な武器を持っていますが、その中でスーツは彼らにとって必要不可欠です。

 

ビッグママが作るスーツがあれば、軟体生物たちは何でもできます。

 

逆にスーツがなければ、弱々しい軟体生物たちは何もできません。

 

スーツはどんな惑星の重力や湿度にも対応できますので、軟体生物たちがスーツを着ていれば、知らない惑星の中でも自由自在に動けます。

 

どんな惑星にもそれぞれ別々の重力や湿度が存在しますので、別の惑星の者がいきなりその重力や湿度に適応するのは難しいです。

 

実際、宇宙人のセルポシャコや地底人は長い間地球で活動していたから、今の彼らは地球の重力や湿度に適応しました。

 

弱々しい軟体生物たちが自分の能力で進化して、いろいろな惑星に適応するのは無理なことですが、スーツがあったから全てが可能になりました。

 

そして強いスーツにはそれぞれ特殊な能力もありますので、スーツを着ていれば、軟体生物たちは無敵な侵略者になります。

 

 

「ダンダダン」スーツ、軟体生物が頼りにしている最強武器!

出典:龍幸伸(著)ダンダダン第110話

 

 

☆スーツの完成

 

軟体生物たちやビッグママはスーツの生産をコントロールできますが、どんなスーツが生み出されるのかは完全にランダムです。

 

外見、スーツの強さ、スーツに内蔵されている機能や特殊能力が存在しているかどうかなど、ビッグママがどんなスーツを生み出すのかは誰もコントロールできません。

 

コントロールできないからこそ、強いスーツを欲しがっている異星人集団ボスは今でも積極的に侵略活動を続けています。

 

どんなスーツが完成されるのかは異星人集団ボスでも、ビッグママでもコントロールできないのですが、もし使われる生贄や食糧たちがビッグママに食べられる時に何かを強く思っていたのなら、スーツはその影響を受けます。

 

ビッグママに食べられる生贄や食糧たちの強い思いによって、スーツの外見が変わることはあります。

 

そしてスーツの能力も一緒に影響される可能性は高いです。

 

シュメール人にとって神という存在はすごく大事な物で、たくさんのシュメール人はビッグママに食べられる時に神のことを強く思っていました。

 

死ぬ直前のシュメール人たちが神の力を欲しがっていたことはわかりますが、彼らの思いはビッグママのスーツの生産に影響して、神の姿がするスーツが完成しました。

 

そのスーツはバモラの怪獣服で、見た目が神にそっくりなだけではなく、怪獣服はシュメール人のイメージ通りに、巨大化の能力を持っています。

 

怪獣服が巨大化能力を持っていたことは偶然なのか、それともシュメール人の思いが影響していたのかはいまだに判明されていません。

 

ですが、ダンダダン第104話の中で怪獣服が奇跡的にバンガの前に現れたことから、怪獣服はシュメール人の思いが宿っている可能性はあります。

 

 

☆バモラの怪獣服

 

軟体生物たちが持っているスーツだけではなく、バモラが愛用している怪獣服もビッグママによって作られた物です。

 

多くのシュメール人がビッグママに食べられたから怪獣服は生み出されて、多くの怨念が中に宿っていますが、その代わりに怪獣服は圧倒的な性能を持っています。

 

怪獣服は量産型スーツと違って、巨大化や透明の能力を持っている上に、操縦者を守る緊急防衛と強い敵を識別するシステムも内蔵しています。

 

怪獣服が勝手に高倉健や綾瀬桃が強い敵だと識別したから、地球に着いたばかりのバモラは接近すべき人間を見つけました。

 

本来、広い神越市の中で強い男を探すことはとても難しいのですが、敵を識別するシステムがあったから、バモラはあっという間に目的を達成しました。

 

敵識別システムだけではなく、緊急防衛システムもバモラのために役立ちました。

 

怪獣服の緊急防衛システムが勝手にバモラを守ってくれたから、高倉健の重い攻撃を受けたとしても、怪獣服はすぐに巨大化して、反撃することが可能になりました。

 

結果から見れば巨大化は無意味でしたが、もし高倉健や綾瀬桃がやばい人間だとしたら、今頃バモラは地球人の捕虜になっていたのです。

 

誰から見てもバモラの怪獣服は性能がとても高いスーツなので、異星人集団ボスは最後までその怪獣服を諦めたくなかったのです。

 

実際、バモラの母、バンガは怪獣服を操縦したから、シュメール人を率いて見事な反撃を起こしました。

 

怪獣服は多くのシュメール人が犠牲になったから作られた物ですが、バモラはこれから怪獣服と共にシュメール人の新たな未来を切り開きます。

 

 

☆誰もが操縦できる特殊武器

 

非常に気持ち悪い製造方法で作られた武器ですが、ビッグママが作るスーツはすごく便利な特殊武器です。

 

弱々しい軟体生物がスーツを操縦できるのはもちろん、他の種族のもスーツを操縦できるのです。

 

シュメール人のバンガやバモラだけではなく、地球人の円城寺仁もバモラの怪獣服を着ることがありました。

 

そして円城寺仁が怪獣服を着た時、怪獣服には拒絶反応がなかったのです。

 

スーツの種類はたくさんありまして、スーツの大きさもそれぞれ別々ですが、それでも地球人が着用できる大型スーツはかなり多いです。

 

サイズや大きさが合っているのなら、誰もがスーツを着用できます。

 

そしてこれから異星人集団との戦争の中で、全ての地球人がスーツを乗っ取れば、形勢は一気に逆転します。

 

どのスーツも識別システムがないので、高倉健や綾瀬桃たち地球人が乗っ取るのは全然ありです。

 

識別システムがないのは一見大きなデメリットですが、軟体生物たちは全員がほぼ同じ顔や体型で、弱々しい彼らがいつ死んでもおかしくありません。

 

識別システムがないから、たとえ軟体生物が軟体死んだとしても、異星人集団ボスは兵力の損害を気にする必要がなかったです。

 

スーツさえ残っていれば、兵を増やすことは簡単です。

 

ですが、十分なスーツがなければ、たとえ兵が多くても何の意味もありません。

 

以上が今回の記事の内容でした、最後までご覧いただき、誠にありがとうございます。