考察タイム

 

 

 

 

 

「ダンダダン」は2021年4月6日から少年ジャンプ+で連載している作品で、2023年11月28日にアニメ化決定の情報が正式に発表されました。

 

ダンダダンは非常に面白い作品で、アニメ化が決定されたのはダンダダンを愛している読者やファンにとって、とても嬉しいお知らせです。

 

アニメ化決定の情報が発表された後、日本だけではなく、世界中の読者やファンもすごく興奮していました。

 

2023年11月28日に発表されたのはアニメ化決定の情報だけではなく、アニメ制作を担当する会社、担当するメインスタッフや40秒程度のPVも一緒に発表されました。

 

一気に多くの情報が発表されたので、考察できる部分は当然あります。

 

少年ジャンプ+で連載された時から、ダンダダンは注目されている作品で、アニメ化決定が発表された今、ダンダダンのアニメについていろいろ話したいと思います。

 

 

☆担当する制作会社

 

ダンダダンのアニメを担当するのは日本のアニメ制作会社、株式会社サイエンスSARU(サイエンスサル)です。

 

サイエンスSARUを知らない方はいると思いますので、軽くサイエンスSARUについて紹介していきます。

 

サイエンスSARUは少年雑誌(週刊少年ジャンプ、マガジンやジャンププラスなど)で連載している作品のアニメ化を担当するアニメ会社ではありません。

 

ですが、サイエンスSARUは2013年から優秀な作品を多く制作しました。

 

サイエンスSARUが担当した作品(アニメーション制作)において、個人的優秀、面白いと思ったのは「犬王」、「日本沈没2020」、「SUPER SHIRO」です。

 

サイエンスSARUが担当した作品(アニメーション協力)において、個人的優秀、面白いと思ったのは「映画クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん」と「映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!」です。

 

個人的な感想ですが、サイエンスSARUはアニメの雰囲気を作るのが上手なアニメ制作会社なので、ダンダダンとの相性がすごくいいです。

 

原作のダンダダンはストーリー作りでも、キャラクター作りでも、セリフ作りでも完成度が高い漫画なので、原作を大きく変えると、ダンダダンの面白さは一気に減ります。

 

ダンダダンのアニメに必要なのは変動ではなく、雰囲気作りです。

 

妖怪(ターボババアやアクロバティックさらさらなど)、宇宙人(セルポやシャコなど)が現れる時の雰囲気をアニメでうまく見せるかどうかが誰もが気になる問題です。

 

サイエンスSARUはいままで雰囲気のあるアニメを多く制作していたので、ダンダダンの雰囲気をうまく見せられる可能性は高いです。

 

 

☆アニメダンダダンを担当する声優

 

2023年12月16日に開催された「ジャンプフェスタ2024」のスーパーステージBLUEでアニメダンダダンを担当する声優たちが発表されました。

 

「ジャンプフェスタ2024」、スーパーステージBLUEで発表された声優は四人います。

 

一人目の声優は若山詩音さん、担当するのはダンダダンのヒロイン、綾瀬桃です。

 

声優業界において若山詩音さんは比較的若い(年齢)声優ですが、有名なキャラクターを多く演じていました。

 

中にはリコリス・リコイル(井ノ上たきな)、ゾン100〜ゾンビになるまでにしたい100のこと〜(ユカリ)や好きな子がめがねを忘れた(三重あい)などです。

 

スーパーステージBLUEでは声優だけではなく、ティザーPV(Character Voice Ver)も一緒に解禁されたので、若山詩音さんの声、演技を聴くことができました。

 

短いPVでしたが、綾瀬桃が叫ぶシーンがありましたので、若山詩音さんが演じた綾瀬桃はとても元気よく、力のあるギャルであることがわかりました。

 

綾瀬桃は普通のギャルではなく、登場した時から叫ぶことや戦うことが多いので、これから若山詩音さんがどのように演じるのかがとても楽しみです。

 

二人目の声優は花江夏樹さん、担当するのはダンダダンの主人公、高倉健です。

 

声優業界において花江夏樹さんはとても有名な声優で、多くのキャラクターの声優を担当していました。

 

花江夏樹さんが担当していたキャラクターの中で、個人的に有名なのはデジモンアドベンチャー(八神 太一)、鬼滅の刃(竈門炭治郎)や東京喰種トーキョーグール(金木研/佐々木琲世)です。

 

花江夏樹さんは間違いなく名声優ですが、彼は声優だけではなく、ユーチューバーとしても活動しています。

 

ティザーPV(Character Voice Ver)で花江夏樹さんの声を聴いた時、とても驚きました。

 

高倉健を演じる声優が花江夏樹さんだとは想像しなかったです。

 

花江夏樹さんの声には力がありますので、彼が演じる高倉健は比較的元気があります。

 

PVは短かったのですが、それでも花江夏樹さんが演じる高倉健は元気があることがわかりました。

 

PVの中で高倉健が綾瀬桃と会話をした時、花江夏樹さんはとても大きな声を出しました。

 

高倉健はさえないぼっちでしたが、全体的なストーリーを考えると、アニメ版が彼を元気のある子にしたのかもしれません。

 

なぜなら高倉健は金の玉を失ったのに、彼は何も恐れずいつも最前線で妖怪や宇宙人などと戦っているので、もし高倉健の声に自信や力がなければ、多少の違和感が出ます。

 

花江夏樹さんはとても有名な声優なので、実力があるのは当然のことですが、呪いの力を使う時にどのように演じるのかがとても楽しみです。

 

三人目の声優は田中真弓さん、担当するのは超重要妖怪、ターボババアです。

 

田中真弓さんは世界中で超絶な人気を得ているアニメ、ワンピースの主人公のモンキー・D・ルフィを担当しているレジェンド声優です。

 

レジェンド声優の田中真弓さんがターボババアに出演するのは信じられないことですが、経験豊富の田中真弓さんならば口や態度が悪いターボババアをうまく演じられます。

 

ターボババアは最初から最新話まで登場している重要なキャラクターなので、声優がターボババアをうまく演じられるかどうかはアニメ版にとってすごく大事なことです。

 

そして四人目の声優は中井和哉さん、担当するのは超重要宇宙人、セルポです。

 

中井和哉さんは田中真弓さんと同じ、レジェンド声優の一人で、多くのキャラクターの声を担当していました。

 

中井和哉さんが演じたキャラクターの中で圧倒的な人気を得たのは機動新世紀ガンダムX(ウィッツ・スー)、ONE PIECE(ロロノア・ゾロ)や銀魂(土方十四郎)などです。

 

中井和哉さんがセルポ星人を演じる声優だと知った時もとても驚きました。

 

個人的に初期のセルポ星人にはすごく邪悪なイメージがありましたが、ティザーPV(Character Voice Ver)の中で中井和哉さんはセルポを邪悪ではなく、機械的に演じていました。

 

個人的にセルポ星人はもっと邪悪な感じを出した方がいいと思いますが、機械的な感じを選んだのもわかります。

 

セルポ星人はターボババアと同じく、ダンダダンのストーリーに深く影響しているので、作品を通してセルポ星人の変化を見せるのはとても面白いことです。

 

ダンダダンのアニメがヒットする可能性はとても高いので、セルポの変化は重要です。

 

「ジャンプフェスタ2024」、スーパーステージBLUEで発表されたのはこの方達でした。

 

他のキャラクターの声優はまだ発表されていませんが、アニメは来年に放送されますので、情報は次々に解禁されるのでしょう。

 

声優の情報は以上でしたが、一つ気になる部分があります。

 

それは人間側と非人間(妖怪や幽霊など)の声の間に対比があることです。

 

若山詩音さんや花江夏樹さんはとても有名な声優ですが、当然田中真弓さんや中井和哉さんほどではありません。

 

偶然なのか、それとも意図的なのかはわかりませんが、人間側の方がもっと若い声優、非人間の方がもっと年上声優を採用した傾向があるように見えます。

 

深読みしすぎたのかもしれませんが、原作において非人間側の年齢は測れないので、制作側が声優の年齢を意識している可能性はあります。

 

ターボババアを演じられる声優は他にいますが、田中真弓さんほど年上のベテランはそれほどいません。

 

綾瀬桃を演じられる声優は他にいますが、若山詩音さんほど若い名声優はそれほどいません。

 

もし制作側が本当に年齢を意識しているのなら、これから登場する綾瀬桃の友達(ミーコたち)や白鳥愛羅が若い声優を採用する可能性はあります。

 

そして非人間側、アクロバティックさらさらシャコなどは可能な限り年上の声優を採用するのだと考えられます。

 

 

 

 

☆アニメダンダダンの特徴

 

多くのアニメ作品と同じく、ダンダダンのアニメには原作と違う部分があります。

 

発表されたのは短いPVでしたが、原作とアニメ版が違った部分は主に二つありました。

 

一つ目の部分、それはキャラクターの外見、造形です。

 

これは誰もがわかることで、誰もが瞬時に見分けられることでもあります。

 

漫画とアニメは全然違うもので、漫画がアニメ化する時、ほとんどのキャラクターは大きく変わります。

 

「鬼滅の刃」や「進撃の巨人」はアニメ化する時、キャラクターたちの外見や造形は大きく変わりました。

 

ダンダダンの方は大きく変わっていませんが、アニメのキャラクターたちの顔は原作よりも少し丸いです。

 

二つ目の部分、それはアニメの方が原作よりも雰囲気が出ていることです。

 

原作ダンダダンには色がないので、アニメ化する時色が塗られるので、当然印象が変わります。

 

これはすごく当たり前のことですが、ダンダダンアニメにおいて重要なことです。

 

なぜならダンダダンは雰囲気が必要な作品で、雰囲気(アニメ化する時)が出れば出るほど、観る人たちはアニメに入りやすいからです。

 

妖怪や宇宙人たちが出る時はもちろん、日常の時も雰囲気が必要です。

 

雰囲気が出れば、最初の頃のナッツ探しや日常シーンを全部面白く見せることが可能です。

 

 

☆アニメ作品に関する考察

 

アニメ化決定の情報が正式に発表されたことで、考察できる部分は多いです。

 

最初に考察するのは、アニメダンダダンがいつ放送されるかです。

 

2023年12月16日に開催されるジャンプスーパーステージBLUEの『ダンダダン』ステージイベントでアニメを担当する声優が発表され、アニメ新情報が解禁されます。

 

主要キャラクターの声優が決まっていて、アニメの公式ツイッター(X)に24年放送予定が書かれているので、アニメダンダダンは2024年の7月、もしくは10月に放送されると思います。

 

一読者として、一ファンとして早くアニメダンダダンを観たいのですが、ダンダダンの制作に時間がかかると思いますので、放送は来年の10年になる可能性が高いです。

 

次に考察するのはアニメ版ダンダダンの長さです。

 

アニメダンダダンの長さについて二つの可能性があります。

 

一つ目の可能性、それはアニメが12話分、原作の第28話まで放送することです。

 

1クールのアニメは計12話が放送されますので、区切りよくアニメを終わらせなければなりません。

 

原作の第28話までだと、シャコは地球人の味方となり、新キャラの円城寺仁が紹介されますので、そこで終わる可能性は高いです。

 

二つ目の可能性、それはアニメが24話分、原作の第50話まで放送することです。

 

最近のアニメは2クールで分けて放送される傾向がありますので、ダンダダンも2クール放送する可能性はあります。

 

2クール放送はすごく嬉しいことですが、どこで終わらせるのかが更に重要になってきます。

 

原作の第50話までだと、アニメダンダダンは重要な伏線キャラ、地底人を紹介できます。

 

 

☆アニメダンダダンの強み

 

ダンダダンはジャンププラスで連載している作品で、いつでもパソコンや携帯などで楽しめる作品ですが、アニメダンダダンはアニメならの強みがあります。

 

アニメ版だと人物の顔などは多少の違和感がありますが、アニメ版を通して別のダンダダンが観れます。

 

アニメ版ダンダダンの強みは二つあります。

 

一つ目の強み、それは雰囲気です。

 

原作のダンダダンは基本白黒で、色付けはないです。

 

ダンダダンは非常に優秀な作品なので、妖怪や宇宙人などが出て来た時、キャラクターが戦っている時は雰囲気が出ていますが、日常パートだとそうでもありません。

 

学校生活や日常の会話など、アニメ版は声優を使い、色をも付けますので、原作よりも雰囲気がでます。

 

二つ目の強み、それは音です。

 

ほとんどの作品と同じ、アニメ版は声やなどがあるから、アニメ版の方が面白く観えます。

 

ダンダダンは元々すごく優秀な作品なので、声がなくても楽しめますが、音があった方が、雰囲気は出ます。

 

爆発する時の音、キャラクターが戦っている時の音、打撃の音など、原作にはなかったのですが、アニメ版だとそれらを感じられます。

 

以上が今回の記事の内容でした、最後までご覧いただき、誠にありがとうございます。