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「キングダム」第793話の感想と5つの徹底考察!最新話の第793話に描かれた伏線や気になる描写も一緒に紹介していきます!

 

 

 

「キングダム」第793話の感想と5つの徹底考察!

出典:原泰久(著)キングダム第793話

 

 

「キングダム」第793話の中で、秦軍にとって戦況は更に悪化しました。

 

李牧の罠に落ちていた飛信隊の李信将軍はついに戦場へ戻りましたが、彼が持つ武力でもこの圧倒的不利な状況を変えられませんでした。

 

青歌軍の怪物たちは圧倒的な戦闘力で秦が用意した全ての戦略を容赦なく粉砕しました。

 

王翦軍第一将、亜光将軍が司馬尚に殺された時点で、秦の敗北は決まりました。

 

秦の兵士であれば誰もがこの事実を受け入れたくないのですが、誰もこの事実を変えられないのです。

 

青歌軍の化け物たちが持つ戦闘力は秦が想像したものよりもはるかを超えていました。

 

そして王翦軍第三将、田里弥まで失った今、たとえ羌瘣や羌礼が全力で戦っても、結果は変わりません。

 

これから秦の兵士ができることはたった一つだけです。

 

それは死んでも王翦将軍を守ることです。

 

秦にとってこれから誰が死んでも構いません、六大将軍の一人、王翦将軍が生きていれば何度でもやり直せます。

 

それではこれから最新話の感想や徹底考察をお届けいたします。

 

 

最新話感想

 

キングダムの最新話、第793話の中で、李信将軍や残り半分の飛信隊はついに戦場に戻りました。

 

高い戦闘力を持っている李信が戦場に戻ったのはいいことですが、今更戻っても青歌軍の怪物たちや李牧を討ち取るのは無理です。

 

青歌軍の怪物たちは皆別次元にいる強者たちです。

 

飛信隊にとっても、秦軍にとってもこれは非常に残念な事実ですが、秦軍の戦略が全部粉砕された今、秦軍が勝つのは無理です。

 

たとえ秦国の六大将軍の一人、王翦将軍でも、今は惨めに戦場から全力で逃げ出すしかありません。

 

秦の敗北が決まった今、飛信隊がこれ以上李牧や司馬尚に集中しても意味がないので、これから飛信隊がやらなければならないことは一つだけです。

 

それは全飛信隊が全力で青歌軍の背後を攻めに行くことです。

 

王翦将軍の第一将や第三将は討ち取られたので、王翦将軍を守れる者は一気に減りました。

 

これから王翦将軍が逃げられるように、誰かが青歌軍の背後を攻めなければなりません。

 

青歌軍の背後を攻めなければ、彼らの刃はいずれ王翦将軍の首に届きます。

 

最悪の未来にならないように、飛信隊は全力で青歌軍の背後を攻めて、時間を稼がなければなりません。

 

今回の戦争で秦軍は確かに大きな敗北を喫しましたが、王翦将軍が生きていれば、何でもやり直せます。

 

ですが、王翦将軍がこの戦争で青歌軍に討たれてしまったら、秦軍は本当に最悪の敗北を受けます。

 

 

最新話徹底考察

 

 

☆完全に崩壊する秦軍

 

まもなく王翦軍第三将、田里弥が討ち取られて、総大将である王翦将軍が脱出できない事実は全秦軍に伝わります。

 

秦軍にとってこれは最悪の事実で、この事実を知った時、秦軍の士気は信じられないほど影響されるのでしょう。

 

この圧倒的不利な状態で秦軍が青歌の怪物たちや李牧を討ち取るのは不可能なことなので、これから秦の兵士たちがやらなければならないことは一つだけです。

 

それは壁となって、死んでも王翦将軍を守り抜くことです。

 

田里弥が亡くなった今、王翦将軍を守れる側近は一人しか残っていないので、青歌軍は何があってもこの最高の好機を見逃しません。

 

青歌軍の兵士達は何があっても瀕死状態の王翦将軍を全力で討ち取ろうとするのでしょう。

 

青歌軍から王翦将軍を守るためにこれから秦軍は信じられないほどの血を流しますが、それでも総大将を守らなければなりません。

 

総大将が死ねば、結局青歌の皆は敗者たちを皆殺しにします。

 

趙国の兵士たちが秦の兵士を見逃してくれるはずがありません。

 

自分のためにも、大将のためにも、秦国のためにも、秦の兵士たちはこれから壁になる必要があります。

 

 

「キングダム」第793話の感想と5つの徹底考察!

出典:原泰久(著)キングダム第793話

 

 

☆王翦将軍の敗北

 

これは受け入れがたい事実ですが、今回の戦争で秦国の六大将軍の一人、王翦将軍は大きな敗北を喫しました。

 

今回の戦争のために王翦将軍はいろいろな戦略を用意しましたが、李牧の罠や最強の怪物、司馬尚は王翦将軍の戦略を全部粉砕しました。

 

戦乱の時代において将軍が負けるのは珍しいことではないのですが、今回の敗北で王翦将軍は多くのものを失いました。

 

今回の戦争で王翦将軍が失ったものは主に二つあります。

 

一つ目、それは将軍としての人望です。

 

青歌軍や司馬尚は秦軍の予想を遥かに超えたのは事実ですが、王翦将軍が間違った判断をしたから、この敗北を加速させました。

 

もし戦争が始まったころに全力で亜光や飛信隊の李信を止めていれば、あの二人が李牧の罠に落ちることはなかったです。

 

亜光や李信が罠に落ちて、戦況が圧倒的不利になったのに気づいているのに、王翦将軍は次の行動を取らず、ずっと亜光を待っていました。

 

王翦将軍が間違った判断を取ってしまったことは知られているので、これから秦の兵士たちは王翦将軍のことを信じられなくなるのでしょう。

 

新生王翦軍を作り直すために、これから王翦将軍は一から兵の信頼を集めなければなりません。

 

二つ目、それは優秀で強力な側近たちです。

 

青歌軍の怪物たちのせいで、王翦将軍は優秀で強力な側近を多く失いました。

 

亜光、田里弥や糸凌など、高い戦闘力を持つ将校たちは多くなくなりました。

 

今回の敗北で王翦将軍は己の弱さをよく認識できると思いますので、新生王翦軍を作り直すために、王翦将軍は次世代の強者たちを全員勧誘するしかありません。

 

 

☆王賁の覚悟

 

父、王翦将軍が負けて、今は必死で逃げようとしている事実を知った途端、王賁はすぐに行動しました。

 

王翦軍第一将や第三将が討ち取られて、王翦将軍の側近は一人しか生き残っていないので、王賁は彼の覚悟を見せなければなりません。

 

死んでも父を窮地から救い出す、これが王賁が見せなければならない覚悟です。

 

王翦将軍の側近たちはほとんどが討伐されたので、良くも悪くも、青歌の怪物たちが求めているのは王翦将軍の首だけです。

 

王翦将軍の息子である王賁のことは誰も気にしないし、王賁の首は誰も欲しくありません。

 

もちろん秦の人間である以上、趙兵は王賁を殺そうとしますが、王賁を必要以上に警戒する者はいません。

 

これは王賁にとって利用すべき好機です。

 

玉鳳隊を率いて行動すれば目立ちますが、一人で行動すれば、王賁は誰にも邪魔されず、王翦将軍の方へ突っ込めます。

 

青歌の皆は誰もが王翦将軍や倉央に注目しているので、王賁の突撃が成功する可能性は限りなく高いです。

司馬尚から王翦将軍を守るのは難しいことですが、王賁が青歌軍の後方を攻撃して、青歌軍を一秒でも長く足止めできれば、王賁の勝ちです。

 

王翦将軍は王賁の力を求めていませんが、今はそんなことを議論する場合ではありません。

 

王翦将軍を助けに行かなければ、王翦将軍が司馬尚に殺される可能性は非常に高いので、王賁は何があっても父を救うべきです。

 

 

☆青歌軍の怪物たち

 

司馬尚を含めて、青歌軍の皆は正真正銘の化け物です。

 

青歌軍の皆は王翦将軍が出した戦略を全部粉砕した上に、王翦将軍の側近たちを限りなく討伐しました。

 

現時点において、青歌軍は見事な勝利を手に入れました。

 

この勝利は非常に大きなもので、いずれ中華を驚かせますが、青歌軍はまだある重要な仕事を成し遂げていません。

 

それは王翦将軍の首を討ち取ることです。

 

趙国の兵士たちと違って、青歌軍にとって王翦将軍の首は何よりも重要なものです。

 

青歌軍は趙国の代表ではありませんが、青歌軍はこの戦争で多くの血を流しました。

 

正直司馬尚や青歌の皆にとって王翦将軍の首は価値のないものですが、王翦将軍の首がなければ、流した血は全部無意味で終わってしまいます。

 

死んでいた者たちのためにも、青歌軍は王翦将軍の首が必要です。

 

それだけではありません、ここで王翦将軍の首を討ち取れば、本人からの復讐を恐れる必要はありません。

 

今回の戦争は王翦将軍と趙国のものとは言え、青歌軍のせいで王翦将軍の側近たちが多く討伐されました。

 

討ち取られた亜光も、田里弥も重要な側近で、王翦将軍がこの悲しみを忘れるはずがありません。

 

今回の戦争で確実に王翦将軍の首を取らなければ、いずれ王翦将軍が戦場に戻って、青歌軍に激しい復讐をする可能性は非常に高いです。

 

王翦将軍が復讐できないように、司馬尚や青歌軍は限られた時間で王翦将軍の首を取らなければなりません。

 

 

☆王翦将軍の復活

 

今回の戦争で王翦将軍が負けたのは事実です。

 

そして王翦将軍が戦場から惨めに逃走していたことも事実です。

 

今回の敗北は強烈なもので、王翦将軍の心や精神は強烈なダメージを受けているはずです。

 

正直、今回の敗北で王翦将軍が己の弱さを認めて、全てを放棄する可能性はあります。

 

今回の戦争で王翦将軍はいろいろなものを失ったので、再び立ち上がるのは難しいです。

 

ですが、もし王翦将軍に闘志が残っているのなら、復活のためにこれからやらなければならないことは二つあります。

 

一つ目は秦王に向き合うことです。

 

新生王翦軍を作り直すにも、秦国が持つ資源を使うにも、王翦将軍は現秦王、 嬴政に向き合わなければなりません。

 

秦王嬴政に向き合って、お互いが心を開いて話し合えれば、秦王嬴政が王翦将軍を認めて、信頼し続ける可能性は高いです。

 

王翦将軍がどれほど強い人間でも、国の力がなければ何もできないので、まずは秦王と話し合う必要があります。

 

二つ目は息子の王賁に向き合うことです。

 

大事な側近たちをほとんど失った今、王翦将軍が信頼できる将校は多く減りました。

 

王翦将軍はいままで息子の王賁と会話しなかったのですが、この状況を変えなければなりません。

 

王賁は信頼できる、期待できる次世代の将軍なので、王翦将軍は彼の力が必要です。

 

以上が今回の記事の内容でした、最後までご覧いただき、誠にありがとうございます。