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「キングダム」第770話の感想と5つの徹底考察!最新話の第770話に描かれた伏線や気になる描写も一緒に紹介していきます!

 

 

 

「キングダム」第770話の感想と5つの徹底考察!

出典:原泰久(著)キングダム第770話

 

 

「キングダム」第770話の中で、飛信隊や玉鳳隊を含めて、大勢の秦軍が集まりました。

 

因縁の敵、趙軍や李牧を討伐するために、秦国の六大将軍の一人、王翦将軍は集められる兵士を全部招集しました。

 

李牧の罠により秦軍は大きな損害を受けましたが、それでも王翦将軍は多くの兵士を集めました。

 

集めた兵士の中には六大将軍の一人、楊端和、山の民、飛信隊や玉鳳隊もいますので、王翦将軍が正しい策を出していれば、勝つことは可能です。

 

可能ですが、これから起きる戦争に趙軍は負けていられないので、彼らは死んでも戦います。

 

趙軍を率いている李牧も必要以上の準備や司馬尚を揃っていますので、秦軍が少しでも油断すれば、趙軍を倒すのは不可能です。

 

それではこれから最新話の感想や徹底考察をお届けいたします。

 

 

最新話感想

 

これから起きる趙軍との戦争のために、秦国の六大将軍の王翦将軍や楊端和将軍は力を合わせました。

 

王翦将軍は頭脳派、楊端和将軍は武力派なので、この二人の将軍がいれば、秦軍はほとんどの状況にも対応できます。

 

そのため飛信隊の皆が思っていた通り、これほどのメンバーが集まっていれば、勝てる可能性は高いです。

 

ですが、敵である趙軍もまた必要なメンバーを揃っています。

 

司馬尚が率いる青歌軍は万能の軍隊なので、六大将軍が二人揃っていても、勝てるかどうかは疑問です。

 

王翦将軍も、楊端和将軍も実力のある人物ですが、彼らが取る行動をほとんど李牧が想定できます。

 

李牧が想定していれば、王翦将軍や楊端和将軍がどんな策を出しても意味がありません。

 

勝利を得るために、これから王翦将軍や楊端和将軍は李牧の想定を超える行動をしなければなりません。

 

李牧の想定を超える行動を取り、李牧の対応速度を遅らせれば、秦軍は勝てる希望が見えます。

 

 

最新話徹底考察

 

 

☆大軍を集めた理由

 

キングダムの最新話の第770話の中で、秦国の六大将軍の一人、王翦将軍は集められる部隊を全部集めました。

 

趙国の李牧を討つために、王翦将軍が兵力が必要なのは当然のことですが、王翦は勝てる方法を思いついたから皆を集めたのでしょう。

 

これから始まる戦はどれほど重い物なのか、王翦は知っているはずです。

 

もしここで失敗すれば、秦国は完全な敗北を受け、立ち直るのは不可能です。

 

☆秦軍が取れる戦法

 

秦国の王翦将軍や楊端和将軍、六大将軍が二人揃っている今、秦軍が取れる戦法はたくさんあります。

 

王翦将軍ならば見事な策を用意できますが、それらが趙軍の李牧に通用するかどうかが大きな疑問です。

 

李牧は秦国との戦争にたくさんの時間や精神を投入していたので、王翦将軍がこれから取る戦略はほとんどがバレていると思います。

 

心理戦が得意な化け物、桓騎将軍は既に亡くなったので、奇策で李牧を罠へ落すのは無理だと言えます。

 

秦軍が奇策を仕掛けても意味がないのですが、それでも秦軍が取れる戦法はあります。

 

それは楊端和の山の民部隊や飛信隊をメインにして、他の部隊がサポートに回ることです。

 

楊端和の山の民部隊や飛信隊は凄まじい武力を持っているので、この二つの部隊をメインにすれば、彼らは李牧が仕掛けた罠を踏破することが可能です。

 

李牧が罠を用意していれば、厳しい戦いになりますが、山の民部隊や飛信隊ならば全部乗り越えられます。

 

そしてこの二つの部隊がほとんどの罠に乗りこえた時、玉鳳隊や王翦将軍の本軍は李牧の本陣を討つことができます。

 

 

「キングダム」第770話の感想と5つの徹底考察!

出典:原泰久(著)キングダム第770話

 

 

☆壁を活かした理由

 

キングダムの最新話の第770話の中で、秦軍の壁将軍が生きていることが判明しました。

 

壁将軍が生きているかどうかを、秦王嬴政、昌文君、飛信隊や山の民のキタリはすごく心配していました。

 

まだ再会を果たしていませんが、壁将軍が生きているのはいい知らせです。

 

赤麗にいた時、壁将軍や彼が率いている兵士たちは毒を飲んだせいで瀕死状態になっていますので、趙軍は簡単に彼らを殺せます。

 

憎き秦軍を殺せる最高のチャンスなのに、趙軍は壁や彼の手下たちを殺さなかったです。

 

壁たちを殺すより、趙軍は彼ら全員を奴隷として働かせていました。

 

元六大将軍の一人、桓騎の討伐戦で趙軍は大量の兵を失ったので、壁たちを奴隷として使うのは当然のことです。

 

ですが、壁たちがどんな仕事を担当しているのかが大きな疑問です。

 

壁たちが今担当している仕事について二つの可能性が考えられます。

 

一つ目の可能性、それは新たな土を開発することです。

 

古代において土を開発するのは非常に重要なことです。

 

土を開発すれば国は更に多くの領土をもらえる上に、食糧を生産するのも可能です。

 

李牧はたくさんの兵士を握っていますが、それと同時にその兵士たちや国民の食糧を用意しなければならないので、壁たちを使って新たな土を開発するのはありえます。

 

二つ目の可能性、それは新たな罠を用意していることです。

 

大量の秦軍が集まるのを李牧は想定していると思いますので、これから秦軍を一網打尽にするために李牧は罠が必要です。

 

空っぽの城、新たな兵器や騎馬の対策など、どれを用意するにも人が必要なので、壁たちを使うのは最適です。

 

 

☆壁の救出作戦

 

占いで測っただけですが、壁将軍が生きているのがわかった今、これから山の民のキタリは壁将軍を助けに行きます。

 

キタリは強い戦闘力を持つ女性ですが、彼女はわがままなので、たとえ李牧との戦争が始まろうとしても、キタリは軍を動かすのでしょう。

 

六大将軍の一人、楊端和を含めて、これから秦軍は趙軍や李牧との戦いに集中しなければならないのですが、実はキタリが壁将軍を救うことで秦軍はメリットを得られます。

 

もしキタリや山の民が少人数で壁たちを救えれば、秦軍は趙軍の拠点を一つ潰せる上に、秦兵をも奪還できます。

 

拠点一つや弱まっている兵は大したメリットではないのですが、それからキタリは別方向で趙軍や李牧を攻められます。

 

たとえ秦軍がどれほどの策を用意していても、李牧に通用しない可能性は高いです。

 

李牧は必要なものを全部持っていますので、李牧に効く策略はほぼないと言えます。

 

ですが、キタリや山の民が李牧の想定を超える行動を取れば取るほど、戦場での李牧の対応は遅くなりますので、キタリたちを行かせる価値はあります。

 

 

☆李牧が取る行動

 

遅かれ早かれ、秦軍が大量の兵士を集めた情報は趙軍や李牧に届きます。

 

李牧はこれから始まる戦争のことしか考えていないので、秦軍の情報を手に入れた後、李牧はすぐに次の一手を取るのでしょう。

 

これから始まる戦争で秦軍を潰せば、秦国の中華統一の夢は崩壊することを李牧は知っていますので、最初から全力を出すのはありえます。

 

これから李牧が取る行動について二つ目の可能性が考えられます。

 

一つ目の行動、それは待ち伏せを用意することです。

 

李牧は既に秦国六大将軍の一人、王翦将軍の作戦に気づいていた可能性があります。

 

もし王翦将軍が番吾を狙っているのを李牧が気づいていたのなら、その途中で待ち伏せを用意するのは可能です。

 

番吾の地理は当然李牧や趙軍の方がよく知っていますので、李牧が王翦将軍でも気づけない待ち伏せを用意するのは可能です。

 

二つ目の行動、それは秦軍の退路を断つことです。

 

秦軍がどれほどの兵力や将校を持っていても、秦軍は地の優勢を失っています。

 

今の秦軍の中には武力担当が大勢いますが、これから趙軍が秦軍の退路を断ち、秦軍を挟み撃ちにすれば、さすがの秦軍でも大きな損害を受けます。

 

王翦将軍なら挟み撃ちのことを想定するはずですが、李牧は地や兵の優勢を持っていますので、王翦将軍でも対応できないような挟み撃ちを用意するのは可能です。

 

 

 

 

☆趙軍が持つ覚悟

 

中華統一を完成するために、趙軍や李牧を討伐するために、秦軍は再び必要な戦力を揃えましたが、李牧もまた必要な準備を揃えました。

 

これから始まる大きな戦争のために、李牧は司馬尚や青歌軍をも動かしています。

 

戦場において司馬尚も、彼が率いる青歌軍も恐ろしい化け物なので、彼らが生きている限り秦軍が勝つのは難しいです。

 

元六大将軍の一人、桓騎の討伐戦で李牧は多くの武将を失いましたが、それでも彼の側近たちはほとんどが生きています。

 

李牧の側近たちが司馬尚や青歌軍と合わせれば、圧倒的な武力を持つ軍隊が結成されます。

 

趙軍の優勢は武力だけではありません、趙軍は秦軍が持っていない物をも持っています。

 

崇高な願いのために戦う秦軍と違って、趙軍の皆は死んでも国を守る覚悟を持っています。

 

桓騎が犯していた最低最悪の凶行を、趙軍の皆は今でもはっきりと覚えていますので、国や家族を守るためであれば趙軍の皆は死んでも戦えます。

 

趙軍の皆は何があっても秦国の手に落ちたくないのです。

 

そして趙軍が持っているこの覚悟こそが今回の戦争を決めるのです。

 

正直秦軍と趙軍の武将たちの力はそれほど離れていません。

 

趙軍が司馬尚や青歌軍を持っているように、秦軍は山の民や飛信隊を持っています。

 

両方とも猛者が揃っていますので、これから始まる戦争は武将たちの力だけで左右するものではありません。

 

これから始まる戦争を大きく左右するのは各兵士たちが持つ覚悟です。

 

司馬尚や青歌軍を含めて、趙軍の皆は誰もが秦という侵略者のことが大嫌いなので、皆は李牧の指示に忠実に従い、死んでも作戦を実行します。

 

秦軍の皆はやる気がありますが、趙が抱いている覚悟は別格です。

 

そして秦軍を滅ぼすためであれば、趙軍はどんな代償をも背負います。

 

以上が今回の記事の内容でした、最後までご覧いただき、誠にありがとうございます。