出典:原泰久(著)キングダム第769話
「キングダム」第769話の中で、新たな飛信隊が誕生しました。
秦国の六大将軍の一人、桓騎の討伐戦で飛信隊は多くの兵士や優秀な武将を失いましたが、飛信隊は早速新たな兵力を補充しました。
秦国は中華統一を目指しているので、この偉大な目標を達成するまで、秦国はいくらでも兵力を支給します。
飛信隊は様々な戦争ですごく活躍していた軍隊なので、秦国の上層部に期待されている飛信隊がすぐに兵力を補充できるのは当然のことです。
秦国が無条件で兵力を支給してくれたから、今の飛信隊は非常に巨大な軍隊に成長しました。
秦国からの支援があったから、飛信隊は大きな軍隊に成長できましたが、それでも飛信隊はまだまだ李牧、青歌軍や司馬尚に届かないのです。
李牧、青歌軍や司馬尚を攻撃するために、秦国は別の方法を実行しなければなりません。
それではこれから最新話の感想や徹底考察をお届けいたします。
最新話感想
趙国の李牧、司馬尚や青歌軍が仕掛けた罠のせいで秦国は大敗を受けましたが、それでも秦国はすぐに態勢を整えて、再び軍を動かしました。
中華統一こそが秦国の願いなので、この願いを実現するために秦国は何でも差し出します。
秦国や秦王嬴政は凄まじい覚悟を見せてくれましたが、それでも秦国の上層部の判断には問題がありました。
なぜなら戦場であの李牧や司馬尚を討伐するのは非常に、非常に難しいことだからです。
李牧は一人で趙国の資源や兵力を全部支配しているので、無理に戦場で李牧を討とうとすれば、秦国はまた多くの犠牲を払わなければなりません。
李牧に勝つためであれば、秦王嬴政はどれほど人力も喜んで差しがしますが、今の李牧には司馬尚や青歌軍がついています。
司馬尚も、青歌軍の将校たちも圧倒的な武力を持っていますので、戦場で彼らを討ちたければ、秦国の上層部は多くの六大将軍を戦場に投入する必要があります。
秦国の支援を得た飛信隊は確かに巨大な軍隊になりましたが、それでも勝つのは難しいです。
秦国の上層部が趙国の内側から攻めなければ、勝算はありません。
最新話徹底考察
☆李牧の切り札
これから始まる秦国との激戦のために、李牧は切り札の司馬尚や青歌軍を移動しました。
司馬尚が持つ青歌軍は元々狼孟城の中にいましたが、今は別の場所へ移動しました。
李牧は既に秦軍の行動を予想できたので、秦軍の行動に合わせて青歌軍を移動させたと考えられます。
李牧は秦国との戦いの中に全ての資源を投入できる人間なので、彼は非常に恐ろしいです。
司馬尚を除いて、青歌軍の中に警戒しなければならない将軍が三人います。
ジ・アガ、カン・サロや楽彰、彼ら三人は司馬尚の側近で、どれもが圧倒的な武力を持っています。
特にジ・アガやカン・サロ、あの二人が狼孟城にいたから、秦北東部軍は蹂躙されました。
そしてジ・アガやカン・サロはあまりにも強すぎたから、秦国の六大将軍の一人、王翦は牽制されていて、何もできませんでした。
青歌軍の将校たちは戦場で会いたくない敵ですが、秦国が再び戦争を仕掛けた今、遅かれ早かれその将校たちは飛信隊の前に現れます。
出典:原泰久(著)キングダム第769話
☆姚賈の判断
秦国が中華統一を完成できるように、間者業界の化け物姚賈はこれから仕事を再開しますが、姚賈はいまだに大きな行動を取っていません。
李牧は既に青歌軍や司馬尚を動かしたので、秦軍が戦場で勝つのは更に厳しくなりました。
秦国が確実な勝利を得て、李牧を討てるように、間者の力はどうしても必要です。
姚賈が大きな一歩を踏み出すタイミングについて二つの可能性が考えられます。
一つ目の可能性、それは李牧、司馬尚や青歌軍が大きな勝利を得た時です。
李牧、司馬尚や青歌軍が再び大きな勝利を得れば、彼らは皆趙国のヒーローになります。
民衆が皆李牧たちを愛するのはもちろん、文官や武将たちも皆李牧に惚れてしまいます。
そうなれば、奸臣の支配や影響が一気に薄くなりますので、姚賈はそのタイミングで李牧を攻める可能性があります。
二つ目の可能性、それは趙国の内部が影響を受ける時です。
李牧は恐ろしい怪物で、秦軍が負ける可能性は高いのですが、戦争が始まる度趙国も資源を失っていきます。
李牧は秦軍との戦争で全ての資源を使えますが、彼が使えば使うほど、何かが起きた時、李牧が受けるダメージは大きいです。
いくら李牧でも勝手に資源を使えれば趙国は困りますので、趙国が困った時に姚賈が攻撃する可能性はあります。
☆河了貂の選択
飛信隊の河了貂は非常に正しい選択を取りました。
それは趙国との戦争が始まる前に、砂鬼一家の力を借りたことです。
武力で有名になった飛信隊は確かに新たな兵力が必要なのですが、それと同時に医療部隊も必要です。
飛信隊の李信や羌瘣を含めて、全ての将校たちはいつも先頭で部下たちと一緒に戦いますので、怪我をするのはいつものことです。
飛信隊の皆が怪我をするのはいつものことですが、飛信隊の中にはずっと医療部隊がなかったのです。
李信や羌瘣は凄まじい生命力を持っているので、自力でほとんどの危機を乗りこえられるから、医療部隊が必要だとあの二人は思わなかったのです。
ですが、砂鬼一家の力を知った後、河了貂は医療部隊の必要性を知りました。
砂鬼一家を勧誘したことを李信は全然知らないのですが、河了貂の選択は間違いなく正しいです。
砂鬼一家は人の体に精通していますので、彼らの優秀な技術は武力が専門の飛信隊にとっては非常に重要です。
☆砂鬼一家の加入
キングダムの最新話の第769話の中で、砂鬼一家の小部隊は一時的に飛信隊に加入しました。
10人しかいない小部隊ですが、砂鬼一家が飛信隊に加入してくれるのはすごくありがたいことです。
飛信隊の李信将軍は砂鬼一家のことが大嫌いだったのですが、彼らの過去を知った後、李信は砂鬼一家を受け入れました。
もし砂鬼一家が人を拷問するのが大好きな変態集団だったら、李信は絶対に砂鬼一家を許しませんが、彼らは皆辛い過去を持っている可哀想な人間たちなので、李信は彼らの生き方を理解しました。
砂鬼一家は確かにいままでたくさんの屍をいじっていましたが、その代わりに彼らは人体に関する豊富な知識を得ました。
砂鬼一家が持っている知識は激しい戦場において非常に役立ちますので、李信だけではなく、飛信隊の皆も砂鬼一家を歓迎しました。
今回飛信隊と共に戦う砂鬼一家は10人だけの部隊で、皆を率いているリーダーは琳です。
飛信隊の皆に影響しないためなのか、それとも砂鬼一家自身が灰色仮面を捨てたいのかはわかりませんが、今回飛信隊と戦う10人は皆灰色仮面を着ていなかったです。
仮面をつけていれば、飛信隊の皆は彼らと仲良くなれないので、仮面をつけない方が皆はうまく力を合わせます。
琳たちが協力するのは一回の戦いだけですが、もし皆がうまく力を合わせれば、これから一緒に仕事をする機会が増える可能性はあります。
琳たちは一回の戦いだけ力を貸しますが、もしうまく協力できれば、砂鬼一家が再び戦場に出る可能性はあります。
☆砂鬼一家の未来
現砂鬼一家のリーダー、衣央の選択により砂鬼一家や秦国の未来は変わります。
なぜなら砂鬼一家には戦場や秦国の未来を変えられるほどの特殊知識を持っているからです。
元秦国の六大将軍の一人、桓騎の特殊拷問組織として砂鬼一家はいままで多くの屍をいじっていましたが、その代わり砂鬼一家は常人が絶対に得られない知識を持っています。
そしてその知識こそがあの時代においてとても重要です。
道徳倫理が重視される時代で医術に精通している人間はいますが、人の体に関する知識を持つ者はいません。
中華各国の上層部にとって人の体に関する知識はなくても大丈夫なのですが、戦場の武将たちはいつもいろいろな傷を受けますので、もし人の体に詳しい人間がいれば、救われる命があります。
これから起きる戦いで衣央は10人だけ飛信隊に貸しましたが、もしこの10人が見事な活躍を果たせば砂鬼一家が秦国の上層部に重宝される可能性はあります。
砂鬼一家の皆はとても、とても辛い日々を過ごしましたが、秦国の上層部に重宝されれば、砂鬼一家の未来は一気に変わります。
以上が今回の記事の内容でした、最後までご覧いただき、誠にありがとうございます。