出典:原泰久(著)キングダム第764話
「キングダム」第764話の中で、李斯にとって信じられないことが次々に起きていましたが、彼がやらなければならないことは一つあります。
それは秦国のために間者業界の怪物、姚賈を成敗することです。
姚賈が実際に秦国を裏切った証拠はないのですが、彼を生かす意味はありません。
優秀な間者を育てるのは難しいことですが、信頼できない間者は使えないので、彼を成敗すべきです。
たとえ韓非子や韓国の正体に気づいたことに姚賈が役立ったとしても、彼を生かす理由にはなりません。
秦国の未来のため、趙国の李牧を討伐するために、姚賈という人間を生かしてはならないのです。
それではこれから最新話の感想や徹底考察をお届けいたします。
最新話感想
李斯は法の第一位の韓非子のことをすごく気に入らなかったのですが、実は彼は韓非子のことを認めています。
若い頃から李斯は法において敵がいませんでしたが、韓非子が同じ塾へ通った時から全てが変わりました。
韓非子が塾に来る前に李斯は第一位を取り続けていましたが、韓非子が塾に来た後、李斯はずっと韓非子に負けていました。
ずっと韓非子に負けていることに李斯は当然悔しかったのですが、李斯は誰よりも韓非子の才能を認めていました。
韓非子の才能を認めているから、韓非子が諜報活動に関わっているのを知った時、李斯は誰よりも驚いて、誰よりも失望しました。
生まれつきの吃音症がなければ韓非子は歴史に残るほどの偉人になれると李斯はずっと思っていました。
韓非子に対して嫌な思いを抱いていますが、それでも李斯にとって韓非子は友と呼べる人物でした。
韓非子にとっても、ずっと競い合っていた李斯は友だちだったのです。
諜報活動に手を染めていた韓非子は秦国や李斯を裏切った罪人ですが、それでも最後の最後に韓非子は李斯を救いました。
最新話徹底考察
☆韓非子が迎えた最後
キングダムの最新話の第764話の中で、韓非子は誰もが驚くような最後を迎えました。
諜報活動に手を染めていた韓非子は秦国にとっての大罪人でしたが、それでも李斯は彼を助けようとしました。
李斯が友の韓非子を助けたいのは当然のことで、韓非子のために全力を尽くすと李斯は決意しましたがが、李斯が秦王嬴政に全てを話そうとした時、韓非子は亡くなりました。
韓非子が亡くなった原因はまだ判明されていませんが、秦国の中に韓非子に手を出そうと思う人物はいません。
韓非子は全中華において超有名な人物なので、彼に手を出せばどんな結末を迎えるのかは誰もが知っています。
韓非子は李斯のために自殺した可能性が高いです。
韓非子は李斯を裏切りましたが、それでも韓非子にとって李斯は友だちです。
そして友だからこそ、韓非子は李斯を困らせたくなかったのです。
李斯は非常にクールな男でしたが、彼は韓非子の問題ですごく動揺していて、すごく困っていました。
友の問題で李斯が動揺するのは仕方ないことですが、もし李斯が韓非子のために何かを隠せば、秦王が李斯を疑うようになる可能性はあります。
もし秦王と李斯の間に不信感が生じれば、今後の李斯は危ない状態になりますので、このような結果はどうしても避けるべきです。
李斯が生きていれば、法は最大限な役割を果たしますので、韓非子は李斯や法のために退場する道を選んだと思います。
出典:原泰久(著)キングダム第764話
☆韓非子の人生
キングダムの最新話の第764話で韓国の王族、韓非子は彼の人生に終止符を打ちました。
韓王、王安王や韓国の丞相と比べれば韓非子の人生は短いものでしたが、それでも波瀾万丈な人生でした。
韓国の王族である韓非子は誰もが羨ましいステータスを持っていましたが、彼はそれと同時に吃音症の問題でうまくコミュニケーションできませんでした。
若き韓非子は李斯という男に出会って、毎日一生懸命に勉強していたから彼は誰もが知っているほどの人物になりましたが、彼が韓国のために役立つことはありませんでした。
韓非子は誰もが欲しがっているステータスや知恵を持っていますが、結局彼は国に受け入れず、国の汚い仕事に手を染めていました。
韓非子は歴史に残るほどの人物でしたが、結局彼は別の国で自分の人生を終わらせました。
韓非子はいい人生を過ごしたかどうかは評価しづらいのですが、彼は最後の最後に思っていることを全部李斯に伝えられました。
そして最後の最後に、韓非子はついに自分の知恵や能力を重宝してくれる人間、国に出会えました。
☆秦国と韓国の関係
韓非子が亡くなったのは自殺である可能性は高いのですが、それで秦国と韓国の関係が一気に悪化する可能性はあります。
たとえ韓非子が自殺する前に遺書のような物を残していたとしても、韓国は全てを否認することができます。
もし韓国が全てのことを否認すれば、秦国は韓国の王族を殺した罪を背負います。
韓王の王安王や彼の丞相は秦国との同盟を求めていたので、その目的のためにどんなことをもするのでしょう。
韓非子の問題で秦国が困れば困るほど、韓国に利が出ます。
韓国の公主、寧公主様は韓非子のことを大切にしていましたが、韓国の上層部にとってはそうでもありません。
韓非子は結局捨ててもいい人間なので、これからの韓国が韓非子の死を利用する可能性は非常に高いです。
☆秦国が取る行動
韓非子が死んだのを知った今、秦王嬴政や秦国の上層部がどのような行動を取るのかが重要になってきます。
韓非子は全中華においてすごく有名な人物なので、こんな彼が秦国で死んでしまったら、厄介な問題になります。
韓非子の自殺行動で李斯は救われますが、秦国はそうでもありません。
もし韓国が本当に何かを企んでいるのなら、韓国は韓非子の死を利用して国際問題を起こします。
韓国がどんな行動を取っても秦国が対応できるように、秦国の上層部はすぐに話し合いをしなければなりません。
これから秦国が取る行動について一つの可能性が考えられます。
それは韓非子のために大きくて派手な葬式を開きながら韓国の行為を責めることです。
もし韓非子が本当に自殺したのなら、彼のために派手な葬式を開くことで秦国は彼を大切にしたイメージができます。
韓非子は確かに秦国を裏切りましたが、それでも彼は法について秦王にいろいろ教えたので、秦国にとっての恩人です。
そして秦国が韓国の諜報活動を責めることで、誰もが韓非子の所業を知るので、他の国は文句を言う資格はありません。
どの国でも間者を発見すれば躊躇なくその間者を殺しますので、悪いのは秦国ではなく、韓非子を諜報活動に巻き込んだ韓国が悪いです。
韓非子を侮辱することになりますが、他の国が韓非子の正体を知れば、韓国を手伝う国はありません。
☆騰将軍の勘
秦国の六大将軍の騰将軍はすごく鋭い勘を持っています。
騰将軍が韓国にいる間に気づいてしまったことは全部正しかったです。
韓非子は韓国で孤立していると同時に、彼は法家の他にも別の顔をも持っていました。
騰将軍の勘は全部当たっているから、心配しなければならないことが一つ残っています。
それは寧公主様が迎える未来です。
寧公主様は秦国に関わっている人物ではないのですが、彼女は韓国や韓非子に深く関わっていました。
韓非子が亡くなったのを知れば、寧公主様が暴走する可能性は非常に、非常に高いです。
もし寧公主様が秦国に喧嘩を売ったら、場合によって韓国に利がでますが、寧公主様が自分の父に文句を言ったのなら、大変な未来を迎えることになります。
寧公主様はバカではないので、彼女は韓国の上層部の企みや思惑をある程度知っているはずです。
寧公主様が秦国に行けば安全な未来を確保できますが、韓非子がなくなった今、寧公主様は韓国での未来や安否を全部失いました。
以上が今回の記事の内容でした、最後までご覧いただき、誠にありがとうございます。