考察タイム

「キングダム」第760話の感想と5つの徹底考察!最新話の第760話に描かれた伏線や気になる描写も一緒に紹介していきます。

 

 

 

「キングダム」第760話の感想と5つの徹底考察!

出典:原泰久(著)キングダム第760話

 

 

「キングダム」第760話の中で、人の本質について飛信隊の李信将軍と会話していた韓非子は楽しい時間を過ごせて、すごく満足しました。

 

李信は人の本質について深く考えたことがないので、彼はただ思ったことを韓非子に話しただけですが、李信が話したことは韓非子にとって有益でした。

 

様々な武功をあげていた李信はキングダムにおいてのバカの一人ですが、今回彼はどの文官よりも見事な活躍を果たしました。

 

李信は彼の言葉で韓非子を説得し、韓非子を勧誘する仕事を見事に達成しました。

 

本来韓非子の勧誘に秦国は何かしらの代償を払わなければならないのですが、李信のおかげで秦王嬴政は何も払わずに韓非子に会えます。

 

昔の李信が文官よりも活躍するのはありえないことですが、多くの人と出会った後、李信も変わり始めています。

 

それではこれから最新話の感想や徹底考察をお届けいたします。

 

 

最新話感想

 

飛信隊の李信将軍が戦いに慣れて、戦いにすごく強いのは全中華に伝わっていますが、キングダムの最新話の第760話の中で、彼の意外な才能が開花しました。

 

李信は戦いだけではなく、彼は自分の思いを他人に伝えて、他人に自分の気持ちを伝える才能もあったのです。

 

李信は韓非子に火という物をうまく伝えられた上に、火がどれほどの物なのかも説明できました。

 

李信が字も知らない底辺な人間から学者と楽しい会話ができるほどの男に成長できたのは誰もが嬉しいことです。

 

韓非子を満足させたことで李信は見事な活躍を果たした上に、彼が知恵のある男だということも証明できました。

 

今回の李信の活躍が秦国の咸陽にいる皆の耳に届いた時、秦王嬴政は間違いなくすごく嬉しいです。

飛信隊の河了貂や羌瘣が身近で李信の活躍を見れなかったのは残念なことです。

 

秦国使節団の仕事はこれで終わりますが、李信や六大将軍の一人、騰将軍の仕事はまだまだこれからです。

 

秦国の皆が韓国に来たのは韓非子の勧誘だけではなく、韓国の新鄭の下見をするためでもあります。

 

これから李信や騰将軍が韓国、新鄭を攻略するための糸口を見つけられれば、秦国の中華統一活動はいよいよ大きな一歩を踏み出します。

 

 

最新話徹底考察

 

 

☆李信との楽しい会話

 

全中華において有名な学者が何の勉強もしていなかった武将と楽しく会話をするのはありえないことですが、韓王族の韓非子は李信将軍との会話を楽しんでいました。

 

韓非子はいままでたくさんの人と話していたはずですが、それでも李信は彼が予想しなかった論点を言い出しました。

 

李信がどの学者よりも韓非子を満足させた理由は二つあります。

 

一つ目の理由、それは李信が戦場で多くの命に出会っていたからです。

 

秦国の武将である李信は長い間戦場で活躍していましたが、その間彼は多くの味方、敵や一般人にも出会いました。

 

戦場にいればたくさんの敵に出会うのはすごく当然なことですが、李信が出会っていた敵の中に強い意志を持っていた人間は多くいました。

その人たちの意志を感じ、その人たちがいいようとすることを李信は聞いていたから、彼は他の人よりも多くの思想を受け入れて、見る世界が変わっていきました。

 

二つ目の理由、それは李信の心は誰よりも多くの衝撃を受けているからです。

 

戦場に踏み入れば、人の心が衝撃を受けるのは当然なことですが、李信の心が感じた物は誰よりも多いのです。

 

なぜなら彼は誰よりも身近で桓騎将軍を見ていたからです。

 

桓騎との長い付き合いで李信は何度も何度も強烈な衝撃を受けて、見る世界が変わり続けていました。

 

そしてこれらの衝撃があったから、李信は人という物に対して言いたいことが増え続けています。

 

 

「キングダム」第760話の感想と5つの徹底考察!

出典:原泰久(著)キングダム第760話

 

 

☆韓非子の決定

 

キングダム最新話の第760話の中で、飛信隊の李信将軍と楽しい会話をした韓非子は秦国へ行くことを決めました。

 

韓非子があっさりと秦国へ行くことは、秦国や秦王嬴政にとってはすごくいいことですが、韓国の者たちにとっては違います。

 

韓非子は秦国から何も求めていなかったので、韓非子が秦国へ向かうことに韓国の皆は何のメリットも得られないのです。

 

行くのは韓非子だから、韓非子の選択を優先すべきですが、国家の発展や安全がかかっていますので、韓国の皆が韓非子を好き勝手にはさせないのです。

 

韓国は秦国との同盟、もしくはその軍事力を欲しがっているので、韓国が新たな要求を出す可能性は非常に高いです。

 

それらの要求を韓非子は求めていないのですが、韓非子の考えなどは韓国の上層部にとってどうでもいいことです。

 

もし秦国の者たちが韓国の要求を断っていたら、韓国が軍隊を率いて、夜襲を仕掛ける可能性はあります。

 

賢い韓国はバカなことをしませんが、韓非子という交渉材料を失った今、韓国は新たな材料が必要です。

 

これから韓国が飛信隊、もしくは使節団の皆を拘束し、牢獄へ入れ込めば、韓国は新たな材料を得られます。

 

他国の使者に手を出すのはバカなような行為ですが、韓非子がそのまま秦国へ向かえば、亡国の危機が韓国に迫っていきます。

 

 

☆韓王の態度

 

韓非子は秦国へ行くことを了承しましたが、韓王、王安王がそれを許す可能性は低いです。

 

なぜなら韓非子がそのまま秦国へ向かえば、韓王は重要な交渉材料を失います。

 

韓王は韓非子で秦国との同盟を組みたかったのですが、韓非子が勝手に話を進めた今、韓国と秦国の同盟の話は消えてしまいます。

 

他国の侵略活動が進んでいる以上、韓国にはもう国の軍事力を上げる時間や余裕がありません。

 

国の命運や未来を背負っている以上、韓王は韓非子の身勝手な行動を許せないのです。

 

韓王が韓王族の韓非子に手を出すとは思えないので、これから韓王が取る行動は二つの可能性が考えられます。

 

一つ目の可能性、それは韓非子にもう一回話をすることです。

 

韓非子が秦国へ行くことはもう止められないのですが、逆に韓非子を利用することが可能です。

 

秦国に着いた後、韓非子が秦王嬴政に同盟の話を提案、もしくは韓国を攻めるのを遅らせれば、韓国に希望は見えてきます。

 

二つ目の可能性、それは秦国の皆に手を出すことです。

 

秦国の使者に手を出すのは悪い選択ですが、韓国は新たな交渉材料が必要です。

 

新たな交渉材料がなければ、韓国に亡国の危機が迫りますので、今は同盟がどうしても必要です。

 

 

☆寧公主様の態度

 

韓非子は秦国へ行くことを決めましたが、彼を慕っている寧公主様がどのような行動を取るのかが気になります。

 

寧公主様はずっと韓非子が秦国へ行くことに反対していましたが、彼女の力だけでは何も変えられません。

 

これから寧公主様が選ぶ未来について二つの可能性が考えられます。

 

一つ目の可能性、それは韓非子と一緒に秦国へ行くことです。

 

寧公主様は韓非子のことをすごく尊敬していて、特別な感情を抱いていますので、これから韓非子と一緒に秦国へ向かう可能性はあります。

 

秦国に来てもらえるだけで秦王嬴政はすごく嬉しいので、寧公主様が韓非子と同行することを秦王はすぐに了承してくれるのでしょう。

 

二つ目の可能性、それは兵士を率いて、韓非子を誘拐することです。

 

韓非子を説得したければ、寧公主様は強引な手段を使うしかないので、これから彼女が信頼できる兵士を率いて、事件を起こす可能性はあります。

 

寧公主様は国の安全よりも韓非子の未来を選びますので、韓非子のためならば寧公主様は何でもします。

 

 

☆騰将軍の仕事

 

飛信隊の李信将軍は秦国のために大きな貢献をしてくれました。

 

欲望がなく、ただ人に関する知識を求めたい韓非子を勧誘するのは難しいことですが、李信は見事にこの仕事を完成しました。

 

李信の活躍により、これから秦国の皆はいつでも秦国へ戻れます。

 

ですが、その前に、もう一つ重要な仕事が残されています。

 

それは韓国の新鄭の下見です。

 

新鄭の下見は李信の仕事でもありますが、これから李信は韓非子のことでいろいろ忙しくなりますので、六大将軍の一人、騰将軍が代わりに下見をするしかありません。

 

幸いなことに、騰将軍は真面目でしっかりしている将軍なので、いまでも新鄭の下見を続けている可能性は高いです。

 

これから韓非子のことは李信、介億や使節団に任せられますので、騰将軍は自分の仕事に集中できます。

 

新鄭は立派な場所で、その本殿も攻めにくい場所ですが、戦闘経験豊富な騰将軍ならば糸口を見つけられます。

 

ただ、韓国の者たちが邪魔、妨害してくる可能性はあります。

 

賢い韓国が既に秦国の企みに気づいている可能性はありますので、彼らが秦国の下見に対して対策を用意したのはおかしくありません。

 

以上が今回の記事の内容でした、最後までご覧いただき、誠にありがとうございます。