考察タイム

「キングダム」第756話の感想と5つの徹底考察!最新話の第756話に描かれた伏線や気になる描写も一緒に紹介していきます。

 

 

 

「キングダム」第756話の感想と5つの徹底考察!

出典:原泰久(著)キングダム第756話

 

 

「キングダム」第756話の中で、重大な責任を感じている秦国右丞相兼軍総司令の昌平君は一人で一生懸命に新たな策を考えていました。

 

趙国や李牧との戦争で、秦国の六大将軍の一人だった桓騎、桓騎軍や十万以上の兵士が亡くなったので、中華統一を目指している秦国はいきなり大きな損害を受けました。

 

戦争でなくなった武器、食糧や馬などは簡単に補充できますが、兵士の数、兵士の士気や優秀な将校をいきなり補充するのはとても厳しいことです。

 

全ての責任を取ろうとする昌平君の身に大きなプレッシャーがかかっていますが、それでも昌平君は皆の期待を裏切らず、新たな策を思いつきました。

 

秦国は確かに一度大敗しましたが、昌平君が皆のために策を用意した今、秦国は再出発します。

 

それではこれから最新話の感想や考察をお届けいたします。

 

 

最新話感想

 

中華統一の夢のために、秦国のために、昌平君は見事に新たな策を用意できました。

 

無敵と言える李牧は中華統一において最大の敵だから、秦国の将軍たちや昌平君は李牧の討伐に集中しましたが、それがダメだったのです。

 

戦場にいる限り、どの将軍も李牧を確実に討ち取るのはとても厳しいです。

 

たとえ戦場で奇跡的に李牧を討ち取れるチャンスがあっても、結局秦国の将軍たちはたくさんの物を犠牲にしなければなりません。

 

中華統一の道は始まったばかりなので、秦国が更に多くの将校を犠牲にするわけにはいかないのです。

 

秦国が中華統一を実現するためには、今は李牧を一旦無視するしかありません。

 

秦国は戦場で李牧を確実に討てるほどの実力を持っていませんが、他の国ならば勝算はありますので、昌平君は別の国を狙いました。

 

これから秦国は李牧や趙国を狙うのではなく、地理的に近い韓国を狙います。

 

 

最新話徹底考察

 

 

☆攻めに出た楚国

 

秦国が回復している間に、大国の楚国は弱まっている秦国を攻めに行きました。

 

大きな被害を受けている間に、他国がいきなり攻めてくるのを秦国の上層部は予想していましたが、それでも秦国は楚国の進軍に対応しなかったです。

 

今回秦国を攻めに来たのは楚国の項翼将軍でした。

 

項翼将軍はそれほど優秀な将軍ではないのですが、上がった士気で項翼は見事に秦国南部の第四都市を攻め落としました。

 

重要な都市ですが、今の秦国は奪還する気がありません。

 

民を見捨てる形になっていますが、楚国に迎撃しないのは正解な判断です。

 

今の秦国は無理に兵を出して、楚国を迎撃するよりも、新たな策に集中すべきです。

 

楚国はこれからもいくつかの城を攻めますが、心配する必要はないのです。

 

なぜなら秦国は楚国の進攻ルートを把握しているので、本当に危険な時は強い将校を派遣し、罠を用意すれば、攻めに来た楚国にいつでも反撃できます。

 

楚国の皆も秦国がいつでも反撃できるのを知っているので、誰もが本気を出していません。

 

 

「キングダム」第756話の感想と5つの徹底考察!

出典:原泰久(著)キングダム第756話

 

 

☆趙国の現状

 

趙国にとっての最恐最悪の敵、桓騎を討ち取れたのはすごく大きな朗報ですが、桓騎を討ち取った本人、李牧は全然嬉しくないのです。

 

桓騎の首を討ち取るために、李牧は信じられないほど大きな代償を払いました。

 

側近、優秀な将軍、青歌軍や趙国の民も今回の戦争で多く亡くなりました。

 

戦争の後、武器、食糧や物資などは簡単に手に入れられますが、兵や民の数は簡単に補充できる物ではありません。

 

つまり弱まっているのは敗者である秦国だけではなく、勝者である趙国や李牧も弱まっています。

 

趙国にはまだ司馬尚がいますが、李牧でも、司馬尚でも、兵や民の補充に関しては何もできないのです。

 

もし趙国の兵士や民衆が足りない情報を漏らせば、北に住んでいる蛮族たちが趙国を攻めに来ます。

 

中華の将校において李牧は無敵で、恐ろしい存在ですが、北にいる蛮族にとっては全然違います。

 

北の蛮族は李牧のことを全然恐れていないので、趙国が弱まっているのを知れば、すぐにでも趙国を襲います。

 

 

☆新たなターゲット

 

秦国がこれ以上趙国や李牧に集中しても何のメリットもありません。

 

中華統一を実現するために、秦国は趙国や李牧を一旦放棄して、次の標的を決めなければなりません。

 

秦国右丞相兼軍総司令の昌平君が一生懸命に策を練っていた結果、秦国は韓国を次の標的として決めました。

 

今の秦国は勝利がとても必要であることを昌平君は当然知っていて、もし次の戦争でまた負けてしまったらどのような結果を迎えるのかも昌平君も知っています。

 

全てのリスクや勝てる確率などを考慮した上で、昌平君は次の標的を韓国に決めました。

 

韓国は地理的に秦国に近い上に、今の韓国には目立っている将校たちがいないので、韓国から攻め入るのは正解です。

 

今の秦国は勝利だけが必要なので、勝った後のことなどは関係ないのです。

 

勝利があれば秦国の民衆の信頼を得られて、兵士たちの士気も上がりますので、秦国は何としても次の戦争に勝たなければなりません。

 

 

☆秦国の六大将軍の騰の目的

 

キングダムの最新話の第756話の中で、秦国の六大将軍の一人、騰の目的が判明されました。

 

騰は韓国の討伐のためにこれから韓国の首都へ行き、兵士たちと一緒に下見をします。

 

趙国や李牧に集中するのはもはや時間の無駄にすぎないので、先に別の国を進攻するのは正確な判断です。

 

ですが、韓国の兵士たちが秦国を警戒しないはずがありません。

 

秦国が中華統一を目指していることや秦国が大敗を喫したことはどの国の上層部も知っています。

 

韓国の上層部がどれほど戦になれていなくても、全員は秦国の者たちを警戒します。

 

今の秦国は非常に勝利が必要なので、今回の騰の下見に全てがかかっているとも言えます。

 

もし韓国への進攻が失敗したのなら、今度こそ中華全土はもう一度力を合わせて、秦国を攻めまくります。

 

 

☆成長する飛信隊

 

飛信隊の将軍の李信は護衛任務を受けた時、全然やる気がなかったのですが、今回の任務は非常に重要です。

 

韓国の王都への下見はもちろん、今回の任務は飛信隊全体の成長にも繋がっています。

 

李信は天下の大将軍を目指していますが、戦以外のことには全然興味がないのです。

 

城の設計、攻城用の兵器や進軍中の食べ物など、李信はどの分野も勉強していなかったです。

 

李信は凄まじい武力を持っているから、いままで武力で多くの危機を乗りこえましたが、いずれ武力だけで対応できない場面は出てきます。

 

武力が効かない時でも李信が活躍できるように、李信は今のうちに他の知識を手に入れるべきです。

 

実際、戦争に役立つ発明などはたくさんありますので、全ての発明を知ることは損ではありません。

 

そして勉強する時も李信は羌瘣とデートすることも可能です。

 

羌瘣は飛信隊において非常に重要な人物なので、李信と共に新しい物を試すべきです。

 

以上が今回の記事の内容でした、最後までご覧いただき、誠にありがとうございます。