考察タイム

「キングダム」第755話の感想と5つの徹底考察!最新話の第754話に描かれた伏線や気になる描写も一緒に紹介していきます。

 

 

 

「キングダム」第755話の感想と5つの徹底考察!

出典:原泰久(著)キングダム第755話

 

 

「キングダム」第755話の中で、飛信隊、楽華隊、砂鬼一家や桓騎軍の生き残りは無事に趙軍の包囲から突破できました。

 

李牧が仕掛けてきた罠の中へ落ちたから、今回の戦争で秦国の兵士たちは大敗しましたが、幸いなことに生き残っている兵士はまだ多くいます。

 

生き残っている兵士たちは全員がボロボロの状態になっていますので、休養に時間が必要です。

 

今回の戦争で飛信隊は多くの兵士や優秀な那貴をも失いましたので、休養が終わった後、次に解決すべき問題は兵の数です。

 

今でも飛信隊の皆や李信はまだ諦めていないので、準備が揃えれば、再び趙に戦争を仕掛けられます。

 

それではこれから最新話の感想や考察をお届けいたします。

 

 

最新話感想

 

趙国の皆にとって桓騎は最低最悪のクソ野郎ですが、桓騎は中華全土において最もかっこいい男だと言えます。

 

容姿がイケメンなのは当然なことですが、桓騎は他の部分もすごく素敵で、かっこいいです。

 

キングダムにはいままで多くの将軍が登場していましたが、桓騎のような男は他にいません。

 

軍師にも凌駕するほどの戦の頭脳、どんな時でも冷静に物事を対応できる余裕な態度、人を的確に見抜ける目や瞬時に決定を下せるほどの決断力、桓騎は戦乱の時代に生き残れるための素質を全部持っています。

 

必要な素質を持っているのに、砂鬼一家に出会った後、桓騎は自分の全てを野盗生活に使いました。

 

もし桓騎は最初から自分の長所を全部戦争に使えたら、桓騎は昔の王騎たちにも匹敵するほどの功績を上げられたのです。

 

桓騎は本物の天才なので、自分の強さを当然知っていますが、彼はそれでも野盗生活を選びました。

 

なぜなら地位、名声や権力に全く興味がなくて、桓騎はただ最底辺の人間たちが暮らせる場所を作りたかったからです。

 

ほとんどの人間が地位、名声や権力を求めて努力をしていた間に、桓騎はゼロから最底辺の人間が暮らせるような場所を作り上げました。

 

そして桓騎が野盗として長年勝ち続けていた結果、桓騎は自分の家族に出会えて、巨大な野盗の集まり、桓騎一家をも作り上げました。

 

 

最新話徹底考察

 

 

☆蒙驁将軍が持つ慧眼

 

中華全土において、蒙驁将軍は目立った武力、頭脳や才能を持っていない年上の将軍ですが、彼は人を的確に見抜く慧眼を持っています。

 

戦乱の時代では人を的確に見抜く能力は重宝されなかったのですが、蒙驁将軍のこの能力で多くの人の人生を変えました。

 

蒙氏一家の人生はもちろん、蒙驁将軍は自分の部下たちや桓騎一家の皆の人生をも大きく変えてしまいました。

 

ほとんどの人間は首斬り桓騎のことを恐れていて、何があっても絶対に彼に深く関わりたくないのですが、慧眼を持っている蒙驁将軍は違います。

 

桓騎一家の皆に掴まれて、囲まれていても、蒙驁将軍は的確に桓騎という男の本質を見抜きました。

 

そして桓騎の本質を見抜いた途端、大胆な蒙驁将軍は桓騎を自分の副将として勧誘しました。

 

戦争のことを知らず、悪行を犯し続けていた野盗団を正規軍が勧誘することはすごくありえないことですが、結果から見れば蒙驁将軍が桓騎を勧誘したのは正解だったのです。

 

蒙驁将軍は本当にいろいろな部分が残念な将軍なので、これ以上自分の力だけ頼っていても、何の功績も得られません。

 

桓騎は非常に恐ろしい男ですが、彼の実力は確かな物なので、いきなり野盗から副将に転職しても、大きな問題はありません。

 

野盗が本物の戦争で正規軍に勝てることは信じがたいのですが、実際、桓騎が彼の一家を率いて、見事に多くの勝利を手に入れてくれたから、上司である蒙驁将軍は地位や名声を得られました。

 

 

「キングダム」第755話の感想と5つの徹底考察!

出典:原泰久(著)キングダム第755話

 

 

☆戦場に出てみる理由

 

ほとんどの人間にとって桓騎は最低最悪な男ですが、実は、桓騎はどんな時でも自分の家族を守ろうとする男です。

 

一人で最底辺にいる人間たちを守るのは至難の業ですが、幸いなことに桓騎は多くの才能を持っている男で、皆を守れる道を見つけ出しました。

 

長い間皆を率いて、暴れまくっていた結果、桓騎一家は巨大な野盗団に成長して、様々な勝利を手に入れました。

 

器の小さい野盗ならば現状に満足しますが、桓騎は一人で新たな道を考えていました。

 

桓騎がいれば、野盗をやり続けていても大きな問題はありませんが、いずれ大きな壁にぶつかります。

 

なぜなら桓騎一家の強さを知った後、秦国はどんどん、どんどん優秀な将校を派遣してきたからです。

 

優秀な将校たちが集まって、一緒に桓騎一家を攻めに来たのなら、いくら桓騎がいても、大きな被害を受けます。

 

敗北という結果にならないために、桓騎は新たな道が必要で、幸いなことに戦乱の時代には合法的略奪できる職業がいます。

 

それは軍隊です。

 

基本的に軍隊は外で戦う物なので、軍隊の皆が何をやっても、遠い場所にいる王様は干渉できません。

 

聡明な桓騎は当然軍隊になるメリットを知っているので、蒙驁将軍に出会った時、桓騎はすぐに皆を率いて、蒙驁将軍の下につきました。

 

 

☆桓騎の決断

 

蒙驁将軍が桓騎を勧誘したのは間違いなく正しい決断ですが、その勧誘に乗ってくれた桓騎の決断も正しいのです。

 

キングダムの最新話の第755話の中で、桓騎は戦場に出てみようと考えていたことが判明しました。

 

桓騎の頭脳や能力があれば、戦場に出るのは簡単なことですが、桓騎は蒙驁将軍と同じで、選べるパートナーは全中華においても限られています。

 

首斬り桓騎という異名や野盗の身分を持っている以上、桓騎を受け入れてくれる将軍は非常に、非常に少ないです。

 

受け入れてくれる将軍が少ないのに、桓騎はまだ二つの問題を抱えています。

 

一つ目の問題、それは信頼関係を構築できるかどうかということです。

 

首斬り桓騎を始め、桓騎一家の皆は全員が長い間野盗をやっていた人間なので、彼らの首を狙っている者は数えられないほどいます。

 

もし桓騎が選んだビジネスパートナーが野盗だった桓騎たちを裏切るような人間だとしたら、桓騎一家は全滅します。

 

二つ目の問題、それは野盗への態度です。

 

桓騎は確かに天才の中の天才ですが、彼以外の皆は所詮ただの野盗、軍のことは全く知らないのです。

 

もし桓騎が選んだビジネスパートナーが桓騎一家を強制的に教育、もしくは修正しようとする人間ならば、いずれ仲間割れはします。

 

中華全土において優秀な将軍は山ほどいますが、桓騎が信頼できて、桓騎一家の未来を預けられる将軍はすごく凡庸な蒙驁将軍だけです。

 

 

☆飛信隊李信と桓騎将軍

 

飛信隊の将軍、李信は自分が桓騎のことが大嫌いだと思っていましたが、実は彼が知らない間に桓騎への怒りや憎しみは消えてしまいました。

 

桓騎は人の死体を弄ぶような最低な人間で、勝つためには手段を選びません。

 

李信は桓騎のそういうところが大嫌いなのですが、桓騎の怒り、桓騎のルーツを知った後、李信の桓騎への感情は変わりました。

 

李信は認めていないのですが、才能の塊である桓騎のことを李信は憧れているのです。

 

李信と同じように、桓騎も最底辺にいた人間ですが、桓騎は自分の才能で一気に逆襲しました。

 

砂鬼一家の変化、桓騎一家の創立、趙軍の大将を次々に討ち取った戦の頭脳や李牧を追い詰めた見事な心理戦、李信ができないことを桓騎は全部完璧にできています。

 

そして李信が目指している大将軍という目標も、桓騎は簡単に成し遂げました。

 

いまだに李信は桓騎のいかれていた性格や戦い方を否定していますが、桓騎は確かに大人の戦いを、大人の生き方を李信に教えてくれました。

 

 

☆マッサージ担当のオギコの未来

 

砂鬼一家の皆を含めて、桓騎一家の皆は進むべき道を見つけましたが、桓騎のマッサージ担当のオギコが進む道はまだ判明していません。

 

桓騎一家において、オギコは非常に特殊な男です。

 

オギコはバカではないのですが、桓騎は普段のオギコがすごく気に入っているので、オギコに勉強させていなかったのです。

 

桓騎がずっとオギコを甘やかしていた結果、オギコは一人だけでも生きていけるほどの能力や知力がないのです。

 

かわいいオギコが一人で惨めに生きていくことを桓騎は見たくないはずなので、既にオギコのために進むべき道を残している可能性は高いです。

 

これからオギコが進む道について二つの可能性が考えられます。

 

一つ目の可能性、それは摩論のそばに残ることです。

 

摩論は一人で桓騎一家の皆の面倒を見る能力を持っていますが、オギコの鋭い勘があれば、全員がいい生活を過ごせる可能性は上がります。

 

オギコは確かにバカバカしいのですが、彼は戦場において非常に役立つ勘を持っているので、その勘があれば、皆はこれからどんな窮地でも生き残れます。

 

二つ目の可能性、それは飛信隊についていくことです。

 

飛信隊の皆は桓騎一家の者たちと交流することは非常に少ないのですが、オギコだけ皆と仲良くなっています。

 

オギコは桓騎一家の一員ですが、いつもバカバカしいので、飛信隊の皆はオギコのことを警戒していません。

 

長い付き合いの中で、飛信隊はオギコのことをよく知っていましたので、オギコを飛信隊に預けられます。

 

オギコを他人に預ければ、オギコがいじめられる可能性は高いのですが、飛信隊はそんなことをしないので、オギコは飛信隊についていった方がいいです。

 

以上が今回の記事の内容でした、最後までご覧いただき、誠にありがとうございます。