考察タイム

「キングダム」第752話の感想と5つの徹底考察!最新話の第752話に描かれた伏線や気になる描写も一緒に紹介していきます。

 

 

 

「キングダム」第752話の感想と5つの徹底考察!

出典:原泰久(著)キングダム第752話

 

 

「キングダム」第752話の中で、秦国六大将軍の一人、桓騎将軍の心の中の聖地が描かれました。

 

桓騎は非常に激しい人生を過ごしてきた男ですが、彼の心の中には美しい聖地があります。

 

優れた才能で秦国六大将軍の一人になったとしても、桓騎は厳しい世界を変えることができないので、彼は世界を変えずに、大切な家族のために聖地を用意しました。

 

信じ難いのですが、桓騎や彼の家族は無事に聖地にたどり着いて、亡くなっていた偲央とも再会できました。

 

桓騎は長い間怒りのまま暴れまくっていましたが、これから彼は理想の聖地でゆっくり家族と過ごせます。

 

それではこれから最新話の感想や考察をお届けいたします。

 

 

最新話感想

 

砂鬼一家の皆が秦国六大将軍の一人、桓騎についていろいろ飛信隊に説明してくれたから、李信は桓騎という人物を理解できました。

 

桓騎の怒り、桓騎が戦っている理由や桓騎の家族など、砂鬼一家の皆は知っていることを李信や那貴に説明してくれました。

 

ですが、それでも桓騎についての謎が残っています。

 

それは桓騎の優れた頭脳についての謎です。

 

桓騎の身にあった最大の違和感は彼の怒りではなく、彼の優秀な頭脳です。

 

桓騎が砂鬼一家と出会ったのは13歳の頃で、その時の桓騎は既に恐ろしいほどの知識や才能を持っていました。

 

これはどう考えてもおかしいのです。

 

なぜなら桓騎は天才にふさわしい地位や名声を持っていないのに、天才をも超えている頭脳を持っているからです。

 

キングダムの最新話の第752話で、桓騎は壮絶な死を迎えたので、これから彼の頭脳の謎については描かないと思いますが、秦国はその謎を調べるべきです。

 

桓騎の頭脳についての謎を解明できれば、秦国は更に多くの天才を生み出せますので、中華統一するための戦力は一気に増えます。

 

 

最新話徹底考察

 

 

☆桓騎にふさわしい最後

 

キングダムの最新話の第752話で、秦国六大将軍の一人、桓騎は壮絶な最期を迎えました。

 

趙軍の兵士たちにとって桓騎は最低最悪な悪党ですが、桓騎は忠実に自分の怒りに従っていました。

 

非常に過激な人生を過ごしていた桓騎はどうしても消えない怒りを抱いています。

 

怒りを抱いて生きることはとてもつらいですが、桓騎は自分の怒りを見捨てて生きることができませんでした。

 

愛する偲央の死、砂鬼一家の身に起きた悲劇や召の顔、桓騎は忘れられなかった、忘れたくもなかったです。

 

心の怒りを振りまいていた結果、桓騎や彼の家族は李牧に討ち取られましたが、桓騎はそれでも自分の目的を達成しました。

 

桓騎は狙い通り家族とともに聖地へ向かえた上に、摩論、オギコや砂鬼一家の未来を確保しました。

 

そして桓騎は確かに李牧の前で死にましたが、李牧の死のカウントダウンもそろそろ始まります。

 

 

「キングダム」第752話の感想と5つの徹底考察!

出典:原泰久(著)キングダム第752話

 

 

☆秦国が受ける影響

 

古代とは言え、秦国六大将軍の一人、桓騎将軍が討ち取られた事実はあっという間に中華全土に広がります。

 

桓騎は確かに最低で、言うことを聞かない将軍ですが、彼が死んだのを知った時、秦王嬴政、昌平君や他の文官たちはすごく驚いたのでしょう。

 

そして桓騎も李牧に殺されたことから、秦王嬴政や昌平君たちは二つのことを理解します。

 

一つ目、それは戦場で李牧を討ち取るのは無理ということです。

 

武神の龐煖が亡くなったとしても、戦場で李牧の首を取るのは難しいです。

 

趙軍にはまだまだ優秀な将校がいますので、その将校たちから李牧の首をもらうのは至難な業です。

 

これから他の六大将軍を出動させても、李牧に討たれるだけなので、秦王嬴政や昌平君たちは全ての計画を見直すべきです。

 

二つ目、それは李牧を討つために趙の内側から狙った方がいいことです。

 

戦場においての李牧は無敵と言えます。

 

ほとんどの戦略が効かない上に、趙軍の中にはまだまだ恐ろしい武将がたくさんいますので、秦軍の中に李牧を確実に討てる将軍はいません。

 

ですが、そんな李牧にも弱点があります。

 

それは趙国への忠誠心です。

 

中華統一するために李牧を討ち取らなければなりませんので、これから秦は趙の闇を利用すべきです。

 

 

☆趙の李牧の決断

 

危険で激しい戦いでしたが、趙軍はついに大罪人である桓騎将軍を討ち取りました。

 

趙国にとって桓騎は多くの罪を犯した最低最悪な悪党で、彼が死んだのを知れば、趙の人間は誰もがすごく嬉しいのでしょう。

 

ですが、李牧は違います。

 

桓騎を討ち取るために、趙や李牧は多くの兵士や一般人の命を払いました。

 

秦国六大将軍の一人を討ち取ったのは見事な功績になりますが、名声以外李牧は何も得られません。

 

そして李牧が趙国の最大の敵を討ち取ったので、これから趙国の人間は李牧のことを更に尊敬します。

 

そうなれば、趙国の奸臣である郭開は死ぬほど李牧のことに嫉妬します。

 

戦いに勝ったことで、趙の兵士たちは楽しい宴を始められますが、李牧にはやなければならないことがあります。

 

それはこれから青歌城へ行って、司馬尚と話し合うことです。

 

桓騎との短い会話の中で李牧は自分の足りない部分に気づきました。

 

これから李牧が趙の内部を片付けるために司馬尚の力が必要なので、李牧がすぐに彼に会いに行くしかありません。

 

☆王翦将軍が用意する策

 

恐ろしい情報網を持っている秦国六大将軍の一人、王翦将軍ならば、桓騎将軍が死んだ情報をあっという間に掴めるはずです。

 

桓騎が死んだのを知った後、王翦はすぐに新たな策を用意する可能性が高いです。

 

桓騎との仲がいいとは言えませんが、王翦は桓騎の恐ろしさを知り、桓騎を認めています。

 

桓騎でも趙軍の総大将、李牧を殺せなかった事実を知った時、王翦はおそらく戦場で李牧の首を取ることを諦めます。

 

李牧は趙の人間に殺される結末を迎えるのですが、その伏線はまだ描かれていません。

 

戦場で李牧の首を取るのは非常に難しいことで、確実に李牧を殺すには趙国の闇を利用しなければなりません。

 

趙国の中に巨大な闇があるのを誰もが知っているので、これから王翦がその闇に接触しに行くことはおかしくありません。

 

桓騎を討ち取った李牧は一気に趙国の超有名人になりますので、奸臣の郭開もそろそろ李牧を殺したくなるのでしょう。

 

 

☆新しい飛信隊

 

那貴が秦国六大将軍の一人、桓騎将軍のそばへ戻ったから、飛信隊は重要な戦力を失いましたが、そのかわりに得る物もありました。

 

全滅という結果を避けるために、桓騎は最終決戦が始まる前に、摩論、オギコや砂鬼一家を飛信隊に託しました。

 

飛信隊の将軍、李信は桓騎のことを死ぬほど嫌いですが、摩論たちに恨みがないので、途中で彼らを見捨てることはないのでしょう。

 

摩論たちを秦国へ戻させた方が得策ですが、趙軍との激しい戦いの後、飛信隊は数えられないほどの兵を失っています。

 

摩論、オギコや砂鬼一家はまだ飛信隊の近くにいますので、李信の判断により、飛信隊がすぐに戦力を補充することは可能です。

 

飛信隊は拷問係を使わない部隊なので、砂鬼一家を吸収しない可能性は高いです。

 

砂鬼一家は確かに凄まじい医療技術を持っていますが、常に最前線で戦う飛信隊との相性は悪いので、無理に砂鬼一家を吸収する必要はありません。

 

ですが、摩論やオギコは違います。

 

桓騎はずっと摩論の策を全部無視していたとはいえ、摩論は中々の頭脳や料理腕を持っています。

 

軍師と自称している摩論を吸収すれば、飛信隊が更に進化することは可能です。

 

オギコは頭の単純な男ですが、驚くべき身体能力や鋭い勘を持っていますので、飛信隊はオギコを吸収すべきです。

 

もし李信や河了貂がオギコをうまく使えれば、オギコは間違いなく輝きます。

 

以上が今回の記事の内容でした、最後までご覧いただき、誠にありがとうございます。